開店直後のスーパーマーケットに入った


輸入食材が 当たり前の昨今 一応原産国をチェックする

直接口にする素材は 割高でも生産者の見えるものを選びたい


胡麻をきらしていたので 物色

トップバリュー開発商品    170g 168

金の胡麻 キラキラの国産  100g 498

むき胡麻 いり胡麻 皮付き すり胡麻 ぺ^-スト瓶入り ・・・etc.


色々比べているところに エプロン姿の従業員が来た

「この胡麻 生産地はどこですか?」

「・・・いや~ぁ どこでしょう・・・」

「こちらの袋には 中国って明記していますね」

「中国かも知れませんねぇ・・・」 って、アンタ調べなさいよ お店の人でしょ!

怪訝なわたしのそぶりに気付き 「アーッ、ちょっと調べてきます」 やっとです(-"-;A


「売り場責任者に お願いしてきました。しばらくお待ちください」 待ってみるか


20分経過 このラインの陳列棚総チェック完了 ・・・マダカ

エプロン従業員二人組みがやって来て 駄弁りながら何か並べ始めた

「解りました?」

「・・・! もうちょっとお待ち下さい (驚 ) 

眼光のしっかりしたエプロン従業員がやって来て 

「課長が本部に問い合わせしております」

そや、開発元なら出所も 把握していて当然 持久戦か Oo。。( ̄¬ ̄*)


駄弁りのエプロンが 「大丈夫と思いますよーぅ」とわたしに呟く  カッチーンむかっ

「アナタ どういう感覚で食を捉えているのですか。

家に帰ればアナタも 家族の食の安全管理を任される立場でしょ

しかも、これから子育てをしていく母親や 

育ち盛りの子供たちに食品を提供する立場のお店の人が 

そんな認識でよいのですか」 


眼光責任者がやってきた

「本部に問い合わせておりますが 担当者が不在のため、必ず調べておきます」

どうも担当者ではなく ここの課長が不在の様子

「販売者は 情報の提供もその範囲だと言うことを本部にお伝えしてくださいね」 

今日は帰る


それから10日以上経過

「あっ、お客さん 先日の胡麻ですが 南米でした」 不意に声をかけられた

眼光責任者の人だ

「そうですか それでは買ってまいります。

追求していくと いろんな事が分かって面白いでしょ」

「忙しいので そこまでチェックしている時間がありません」

そうだね、客にも選択という立場で 食の管理責任あることをチクリと返された気がした