「繋がりのある文章じゃなくても良い、
 同じことを繰り返していても良い。
 とにかく曲を作ってみたら良いよ。
 やってみたら良いよ。」



とある人の言葉が頭からずっと離れない



想いのこもった音楽を聴いても
気の利いた感想が伝えられない


「良かったです。」
精一杯の私の感想



あの人たちの世界が本当に好きなのに
高い高い壁を感じて、
どうして私はこの歳になるまで音楽を始めなかったのだろうと思ってしまう


このタイミングの私だから
あの人たちの世界を心地よく感じるのに



壁を作っているのは私で、
距離を感じているのも私



「いつか一緒にステージに立ちたいね。」
という言葉を受け取らないのも私



葛藤の中から生み出された個を表現している
人間味溢れる素晴らしいものに触れさせてもらえる

善悪はない
ひっくるめて"個の表現"


受け取ることが目的ではない
感じ取ることを心地よく思う

ありのままのその人を



考えがあっちこっちいって何が言いたいかわからぬ寝る