ちゃんとしなきゃ
しっかりしなきゃ
と、強く自分を保つことがしんどかった


昔は人に怒られることが怖くて
求められる自分を頑張って作っていた


そんな自分が嫌で、変わりたいと願った

情けない自分を許すために
たくさん泣いて、
受け入れる努力をした

時間はかかったけど
周りに怒られるという恐怖は薄くなった


それでも私がちゃんとしなきゃという考えが残っていた

他に人がいても、
私が決め事や判断をしなければならない状況が多く、
プレッシャーを感じていた

それが今でも続いていることに
ようやく気づいた


元々そういう性質はあったけど、
影響が大きかったのは両親の離婚だったように思う


結婚している状態だけが正しいとは思わない

今の私の家族の形を見ると
両親のあの時の選択は間違ってなかったと言い切れる


けれど私はあの時、
とても不安で、悲しかった
縋りたかった
守られたかった


行動としては両親の助けになるようなことは一切できていないのに
勝手にちゃんとしなきゃ、とプレッシャーだけを感じて
積み重なって辛くなって
その感情をどうにもできなくて
何年も母にモラハラをし続けた



悲しみや辛さをまだ引きずっていた

その感情にはまだ蓋がされたままだった
そしてそれをようやく見つけた




しっかりしてなきゃ価値がないわけではない
テキパキできるから愛されているわけではない
、ということがようやく頭でわかった

頭でわかれば納得できるまであと少し


チグハグな自分を許さないのも
おっちょこちょいな自分を許さないのも
感情のままに動くことを許さないのも
全部自分



私は男の人に強く求められたいんじゃ、ない


甘えたい
判断というプレッシャーから時々逃げたい
守られたい
女性として弱さを出せる場所が欲しい


こんなにも強く欲していたのに
気づかなくて、ごめん


愛してるよ、愛してる
気づかなくて、ごめん