大森さんの死を悼む彼の友人日永(ひえい)さんの記事(毎日新聞)と私の記事をご紹介します。

 

日永(ひえい)さんの記事は、Face bookで先にご紹介し、シェアをお願いしていますので、今日の私の記事を先に紹介させていただきます。

私はもっといろいろな人が意見を出し合い、話し合うべきだと思います。このまま放置することは児童虐待をそのまま放置しておくのに等しい。関心者は発言すべきです。(ちょっとキツイ言い方ですが)既に、トランプ、ゴーンネタでかき消されそうです。しょぼん

担当の方がブログなども読んで、字数内に上手くまとめてくれました。

元原稿は下の方に付けます。ちょっとキツメの表現は修正されました。かお

毎日新聞0303

 

元原稿

児童養護施設長殺害事件を受けて

今回のこの事件で私が最も避けたいことは、「児童養護施設や里子などへの偏見」です。目黒の結愛ちゃん、千葉の心愛ちゃんたちも社会的養護を必要としている子どもでしたが、養護が為されず亡くなりました。児童相談所は本来、保護した後、子どものために別の家庭を用意し与え、同時に実親へも再教育すべきなのですもし、私たち社会が子どもの殺害、そして職員の殺害事件が二度と起きないことを望むのであれば、一人でも多くの人が、地域にあるファミリーサポートや里親登録し、安心な家庭であることをアピールしてニーズのある子どもを預かることだと思います。私は家庭体験事業であるファミリーサポート里親として月1回一人の男子の里親を15年していますが、子どもが成長するには「安定した大人との長期の関わり」が必要だと断言できます。現在の社会的養護は里親不足で施設養護に偏らざるを得ず、施設では各子どもにとっての専門の大人は期待できないので、それが遠因で今回の事件を引き起こしたと思えます。数百円の所持金しか持っていなかった容疑者の思いの中には「なぜ自分だけが」という社会への恨みがあるし、それは施設長一人に向けられるべきことでなく、無関心な一般社会に向けられたものと考えるべきだと思います。