これは、10月11日に放送されたNHKの番組で、これもたまたま見ていたのですが、それぞれの王妃プリンセスの生い立ちと、どんなに抵抗があっても愛を貫きとおした王子プリンスの意志の強さが素晴らしかったです。詳しくはこちら
スペインのレティシア妃は、元ニュースキャスターで離婚歴ある方。
ノルウェー メッテ・マーリット妃は、麻薬のしていたし連れ子もいるけどプリンスに「彼女と結婚できなければ一生結婚しない」と言わせた人。結婚の決め手は、「残念ですが過去は変えられません。しかし未来は変えられます」という言葉が決め手となり国民の心が大きく動いた。名言ですね
左から2番目が王妃、その右が旦那様、さらにその右側が国王夫妻
モナコのシャルレーヌ公妃は、元水泳選手でシドニーオリンピックに出場した方。育ったのが南アフリカ、なのでアパルトヘイトをとっていて、世界各国から非難されていた。アパルトヘイト撤廃を目指したネルソン・マンデラは政府に逮捕され27年も投獄されていたけど、1990年に釈放されると、スポーツ選手の国際大会への出場も認められるようになった。タイミングよくシドニーオリンピックの水泳メドレーリレーで出場を果たした時に王子と出会った。
彼女のモットーは許すことだとし、世の中が良くなるには許すことが必要だと話した。許すことはネルソン・マンデラから学んだことだという。
オランダ マキシマ妃は、国民から「マキシマ」と呼ばれ親しまれて女優のような扱いを受けていたが、マキシマの父が独裁政治を指揮していたビデラ元大統領の農業省の高官であることが判明し、国民から結婚が反対される事態となった。皇太子の結婚には議会の承認が必要で、当時の首相だったウィム・コック氏がマキシマの父親の役割を徹底的に調査し、虐殺には関わっていないことが判明した。事態をおさめるために結婚式には、父親が参加しないという事になった。
式の中盤で、「さよならお父さん」という意味の「アディオス・ノニーノ」が流れた時に、マキシマが涙を流したことだった。この曲はマキシマ妃自身が選んだもので、父親との決別だけではなく祖国アルゼンチンとの別れを決めたという意味がこめられているという。
イギリス キャサリン妃は、きっとダイアナ妃をかなり意識しているし、尊敬しているのだろうな~という印象でした。
私が5人のプリンセスの中で一番印象に残ったのは、ノルウェーのメッテ・マーリット妃ですが、彼女もすごいしけど、それを受け入れる国王一家と国民もスゴイと思いました今の日本では有り得ないでしょうね。
NHKは最近なかなか面白いですよー。