最近、小泉純一郎元首相の脱原発論がおもしろいですね。ネット検索してみると、簡単にヒットします。
 
福島の事故も全く見通しがつかず、これまでに輸出した日本の原発部品もきちんとした基準無しで外国に売った記事もあって、 です。

日本の場合、周りは海で地震国。何億年もかかる原発処理は後生への無責任な負の遺産としか考えられない。震災で福島の事故が起こらなければ、まだまだ原発を作り続けていたはずで、まだまだ福島を中心に東北地方の犠牲は続くけど、日本が立ち止まる大きなきっかけになったことは感謝すべきかな・・・。前向きに考えないと、悲しいだけよね。ここから一人一人が意識し直し、政治・経済の方向転換して進まないと、日本が沈没しちゃう。

思えば、バブルの頃、建築雑誌にどこからこんなお金が出るのだろうと思っていた地方の公共建築は、ほとんどが原発建設と引き替えに得た地域の産物だったのでしょう。そのお金は、政治家の懐にも入ってしまったのでしょうか?

私も子どもを持ち、将来未来のことを考えざるを得ない歳になると、責任の一端を感じずにはいられません。

小泉氏は、根本的に自由人。民主主義を自ら率先して実行しているようにも思えます。それに加え、子どもも独立し、年齢的にも失うものもなく腹が据わるのでしょう。
いまだに人気もあり、社会の動かし方も知っている小泉さんに私も期待したいと思います