子どもたちが小さい頃、テレビやビデオ、CDで「アンパンマン」と触れあって育った人も多いと思いますが、作者のやなせたかしさんが94歳で10月13日に他界されました。
 
アンパンマンアンパンマン は、水を掛けられたりして顔が汚れるアンパンマン と、すぐに役に立たない正義の味方で、ハラハラしましたが、それでも周囲に人に助けられながら顔を取り替えてもらい、アンパンチ   というワンパターンストーリーでありながら大人もつい見入ってしまう、そんなお話でしたね。 私は、バイキンマンバイキンマン やドキンちゃんドキンちゃん が好きでした。いたずらっ子みたいで、憎めないから・・・。

新聞に小島慶子さんの記事に、「バイキンマンを憎むべき敵でなく、困ったやつという仲間の一人として見ている。そんな描き方に人間の生きるうえでのリアルさ、優しさを感じる。やなせさんのまなざしに触れると、子どもは自分もいていいんだと安心できる」とありましたが、同感です。震災後のやなせさんの精力的な活動をみても、本当に実行力のあるやさしい人だったな~と思いました。

アンパンマンは、この日本で、いつまでも子どもたちのアイドルでいてほしいですね。
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