先日、夏休みに北海道の旭山動物園などのツアーに行かないかとの親戚からのお誘いがありました。

5月にT君が「行きたい!」と言ってたところなので、タイミングがいいな~と思い、「Tくんも一緒に連れていって良いかな~」とお願いしたが、しばらくして「今回は~」とのお断りの連絡があった。

確かに「初対面で、数日行動を共にする」という難しさはあるけど、一般人の、今の日本の社会の社会的養護への意識の現れだとも思った。(親戚を責める気持ちは全くない)

「幼児を持つ2家族も一緒だとT君が辛かろう」
「T君を気遣う心の余裕がない」   などが理由だったが、

私は、里親が里子に様々な体験をさせてあげるのが役目であるので、親戚づきあいの無い環境の子どもに一つの体験としてあげたかった。でも、現実は難しいことを知った。

一般的には、「大人が子どもにしてあげるもの」と考えると思うが、私はこの活動をしてから、「子どもからたくさんのことを得ている」ので、それにまだ気付かない大人は、せっかくの出会いのチャンスを逃してしまったと思っている。

でも、無理はしてもお互いに傷つき、気まずくなるので、今回は善し と思いたい。