あったかい。
最近は長袖を着る日が続いていたが、
今日は久々に半袖でもいける日やった。
晴れ!晴れ!晴れや!
いつもは自転車で17分。
でも今日は12分で着いた。
下北沢空間リバティ。
そう今日は同期の舞台。
尾米タケル之一座の舞台や。
箱式上下移動機、
いわゆるエレベーターで4階まで上がった。
受付には知っている顔が2人。
できるだけ笑いを織り交ぜることを心掛けながら話し、
2800円を払って中に入った。
座った席の周りにもチラホラ知っている顔。
いつものキャラを作って
できるだけおもしろい感じが出ることを心掛けて
軽く挨拶をした。
気まずさをごまかすため
受付でもらったチラシをしばらく読んでいると
会場内の明かりが消えた。
音楽が鳴り始め
ステージ上の
同期と知らん役者が照らし出された。
舞台の始まり始まりや。
脚本は同期のなっかん。
設定が、内容が…
とにかくあらすじが面白かった。
最近流行ってる漫画にありそうな、
漫画にしたら流行りそうな、
そんな物語やった。
そして、なっかんぽい物語やった。
「ぽい」というのは
僕たちクリエーターにとっては最高の誉め言葉。
僕たちは最高の「ぽい」を目指している。
……
さあ、みんなに挨拶でもしに行こう。
箱式上下移動機、
いわゆるエレベーターで一個上の階の楽屋まで行った。
久々に同期の仲間と話せる。
箱機での移動中、
たぶんぼくは半笑いやった。
「おー、こうちゃん」
「おー、こうの」
…どこか思ってたリアクションとはちょっと違った。
成長したのか、
老いたのか、
大人になったのか、
勢いがなくなったのか…
とにかく
時の流れを感じた。
やっぱり時間て止まってないんやな…。
帰り道の自転車。
こぐたびに憂い音が聞こえた。
長袖!長袖!長袖や!
もう夕方。
肌寒い。
なんなんやろう、この心の感じ…
気持ち悪い感情が
心でウゴウゴしている。
今日からぼくは
タバコを吸い始めるかもしれない。