朝、目覚めると窓から月が見えた。

 

母が亡くなった日は美しい満月の夜だった。

 

亡くなったらどこへ行くのだろう。

 

宇宙のブラックホールへと吸い込まれていく

イメージを持っている。

 

母は私の授業参観日、卒業入学式など

一切来てもらえなかった。

いつも祖母か父。

 

だから母との関係は良好とはいえなかった。

 

祖父の暴力だけでなく

嫁姑戦争が激しく

いつも大好きな祖母と母の板挟み。

 

自分は絶対嫁に行きたくないと思った。

 

この二人の決定的な確執を

後になって知ることとなる。

 

それはお互い絶対してはいけないこと。

おそらくドラマにしたら

高視聴率叩き出せるだろう。

脚本家も想像できないと思う。

ドラマよりすごい現実がある。

 

それはたとえブログであろうと言えない。

墓場まで持って行くということわざがあるけど

まさしくそれ。

 

祖母が亡くなった時

号泣した私。

 

母が亡くなった時

不思議と涙が出てこない。

 

それはあまりにも突然すぎて

現実とは思えず

夢の中のように思えたから。

 

祖母の死と母の死はなんだか違う。

 

毎日の生活で一瞬でも忘れられないのが母。

恋しいのが母。

 

この年になってようやくわかりかけてきた

母の辛さ。

 

私はよく言われる

「何も苦労していない顔だね。」と

上等な誉め言葉だよね。

 

だって苦労が顔に表れていないなんて。

 

私の長男は未熟児ながら障害持って生まれた。

冷たい視線をあびる人たちに

絶対幸せになろうねとやってきた。

 

そう幸せはやってくるものではなく

自らが築き上げていくものだと思う。

 

私はもういつ死んでも後悔しない。

 

今日も笑顔。

 

笑顔をむけられて

嫌な気持ちになる人はいないと思うし

健康にもいい。