スクールサポーターの「天」です。
フリースクール『このいろ楠浦校』は7月21日から8月28日まで夏休みでしたが8月29日から再開しました。
全国の小学校や中学校なども授業再開になると思います。
今年は残暑が続きそうなため、子供たちは暑い中で授業を受けることになりますが、熱中症で倒れないか心配です。
大人でも厳しい暑さですが、エアコン完備の教室は少ないと思います。
特に田舎の学校の場合、エアコンを使用しているのは職員室と保健室程度かもしれません。
そのため、子供たちはエアコン無しの状態で定時まで耐えることになるはずです。
あまりにも暑いと、勉強に集中できないと思いますし、気分が悪くなったり、体調を崩す可能性が高いです。
そして、今年に関してはまだまだ暑い日が続くようですし、学校側が夏休み期間の延長を真剣に検討するべきかもしれません。
「子供たちのため」を本気で考えるならば、むしろ当然のことだと思います。
30度を超える暑さの中、エアコン無しの教室で半日過ごすことは、大人でも我慢できないと思いますし、暑さにやられて倒れる人も多いでしょう。
「子供は若いから大丈夫なのか?」と考えますと、大丈夫のはずがありません。
ちなみにフリースクールに関しては、無理をして授業を受ける必要がありません。
また、子供自身の気分や体調を大切にしてあげられます。
つまり、子供の気持ちを優先してあげられることが利点だと思います。
今回はデリケートな問題になりますが「自殺について」です。
日本国内では年々自殺者が増えています。
自殺には様々な理由があると思いますが、現在の日本は「未来に希望がある」と感じている人はかなり少ない気がします。
むしろ「未来には絶望しか感じない」という人の方が多いかもしれません。
経済的な負担が増え続けていることもあり、多くの国民は「生活が苦しい」と感じやすくなっていることも原因のひとつだと思います
そして「生きていることがツライ」と感じて、思わず自殺を考えてしまうようなこともあるのではないかと思います。
ただし、自殺という行為に関しては「覚悟」も必要ですから、実行まで至る人は限られると思います。
実際は覚悟などよりも、「何となく疲れた」というような時が一番危険なタイミングらしいですが……。
ちなみに社会人の場合、休み明けなどの時に、「会社に出勤するのが嫌」と感じる人が多いような気がします。
たとえば長期間の連休明けに、会社に出勤しなくなる人がいます。
私は会社勤めの頃に責任者などをしていましたが、長期間の休みの後は従業員の数が減ることがことが多かったです。
そのため、休み明けは「みんな出勤してくれるのだろうか?」とヒヤヒヤしていました。
私自身は無理にでも出勤していましたが、本音では「休み明けは会社に行きたくない」と思っていました。
むしろ、勤めている会社がよほど好きでない限り、「会社に行きたくない」や「働くのが面倒」などは誰でも少なからず思っていることかもしれません。
大人でも「休み明けは会社に行きたくない」と思うわけです。
そのため、「休み明けは学校に行きたくない」と思う子供がいても、何もおかしなことはありませんし、何も間違いはないと思います。
「嫌と思うから嫌」なだけであり「行きたくないと思うから行きたくない」という単純なことだからです。
僕自身の子供時代は「学校に行くのが嫌」と思っていましたが、「学校は気軽に休んではいけない」という風潮が強かったです。
ですから、仕方なく通っていましたが、もし休んでもよいのであれば、喜んで休んでいたと思います。
ちなみに「会社に行きたくない」と思っていても、会社側が辞めさせてくれないという場合があります。
たとえば、「会社が嫌であれば辞めればいい」などと気軽にアドバイスをする人がいますが、ブラック企業などの場合、本人が辞めたくても会社側が抜けさせてくれません。
その場合「会社に出勤しなければいい」と思うかもしれません。
しかし、ブラック企業は追い込みが凄いので、自宅まで押しかけてきたり、脅しのようなことをされる可能性もあります。
そして、辞めたくても辞められない場合、精神的に追い込まれていき、最悪の場合、自殺を考えるようになるかもしれません。
なぜならば、辞めることが許されないような状態だとすれば「失踪」か「死」のどちらかしか、逃げ道がないからです。
法律に頼れば解決方法はあるかもしれませんが、真面目な人ほど「周囲に迷惑をかけてはいけない」という気持ちが強いため、「自分を犠牲」にしてしまうことを選びがちのような気がします。
また、金銭的な問題がある場合は「収入を稼がなくてはいけないので辞めたくても辞められない」という状況になるかもしれません。
その結果、「もはや逃げ道がない」という状態で自殺を選択してしまう人もいると思います。
これは大人の話ですが、子供に関しては「学校が会社のような状態」だと思います。
現在は不登校が増えていますが、不登校を許してもらえない子供もいるはずです。
そして、学校に行きたくない子供にしてみれば、休み明けの登校は精神的な苦痛が強いかもしれません。
そのような状態でも、強制的に登校させられるような状態であれば、精神的に追い詰められていくだけだと思います。
子供にしてみればお金もないので、失踪という選択は困難だと思います。
その時に「死ねば終わり」と信じていた場合、逃げ道として死を思いつくかもしれません。
あくまでもおそらくですが「夏休み明けなどは自殺をする子供が増える」というような気がします。
ちなみに私はフリースクールの宣伝のお手伝いをさせていただいています。
飛び込みのような状態で会社に訪問させていただいていますが、出会う人の中には不登校の子供を抱えている母親もいます。
その場合、子供に対するお悩みについての会話になりますが、会話中に驚いたことがあります。
「子供が死にたいと言うことがあります」
このような発言を数人の方から耳にしました。
たとえば、1人の母親からのみであれば、「そのような想いを持っている子供もたまにいるかもしれない」と感じる程度だったかもしれません。
しかし、数名の母親から「子供がたまに死にたいと言っています」と伝えられました。
また、かなり高確率で似たような内容を伝えられたため、「現代の子供は死を考えていることが多いのか……」と驚きました。
ちなみに子供の年齢は小学生や中学生のようです。
特に中学生の年頃に多いような印象でした。
僕の子供時代は、高校生になってから「死んでもいいかな」と思うようなことはありました。
ただし、その原因は恋愛問題や、人間関係が原因で悩むことが増えたためであり、「悩みから逃れるためだった」と思います。
小学生や中学生の頃は自殺を考えたことはありませんでしたし、「死にたい」と思うようなことはなかった気がします。
しかし、現代の子供は小学生や中学生の頃からのようです。
さらに母親に直接的に「死にたい」と伝えているということは、実はとても異常なことだと思います。
また、母親としても心を痛めると思います。
ちなみに「死にたい」と発言している子供の多くは、クリスタルチルドレンやレインボーチルドレンなどの『次世代の子供』の場合が多く感じます。
また、『HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)』の性質を持っている子供も該当すると思います。
もちろん全ての子供というわけではありませんが、感受性の高い子供ほど「死にたい」と思う傾向が高いような印象です。
様々な理由があると思いますし、子供の本心は子供自身しかわかりません。
しかし私が憶測するのであれば「自分の存在価値を受け入れてもらえない社会になっていることが原因」のような気がします。
クリスタルチルドレンやレインボーチルドレンなどの子供は自尊心が高いと思いますし、「個人という存在そのものが尊い存在」ということを無意識的に知っているのだと思います。
そもそも、「全ての存在は尊い存在」ですが、現代の人間社会は「受け入れる」よりも「拒絶」が強い傾向があります。
たとえば「ただ存在しているだけでは許されない」という世界であれば、「とても生きづらい世界」だと思います。
植物や動物はただ存在しているだけでも素晴らしい存在です。
しかし、人間社会に関しては「人間社会にとって価値のある存在にならないと認めてもらえない」というような状態になっています。
自分では「自分らしく生きたい」と思っても、周囲の人から拒絶されるような状態であれば「自分の存在意義は何?」と苦しくなってしまうかもしれません。
とりあえず「死にたい」と発言している子供が多いことは驚きましたが、現代の「事実」なのでしょう。
感受性が高い子供たちは、感受性が高いからこそ、様々なことを考えてしまうかもしれません。
親としてはどのように対応してあげていいのかわからないことも多いと思います。
しかし、対応の「正解」などはありませんし、残念ながら子供の人生を変わってあげることも絶対にできません。
「それではどうすればいいのか?」ですが、子供の想いに真剣に耳に傾けてあることを含めて、「少しでも気持ちをわかってあげたい」という気持ちを持って接することだと思います。
「少しでも気持ちをわかってあげたい」という気持ちが『表面的』ではなく、『心』からであれば、子供の想いを受け入れてあげることができるはずです。
とりあえず自殺は絶対にやるべきではありませんし、本当にどうしようもない時の最後の最終手段だと思います。
ちなみに魂や霊的なことを学べば、「死んでも終わりではない」ということがわかってくると思います。
そして「自殺をしたらむしろ余計に面倒なことになる可能性が強い」ということもわかるかもしれません。
「自殺の後について」は様々な意見があります。
私は様々な霊能者から意見を聞いてみましたが、「自殺の瞬間の体験を延々とループさせられるので悲惨」という意見が多かったです。
たとえば、飛び降り自殺だとしたら、飛び降りて死ぬまでの場面を何度も体験することになるらしいです。
そしてその体験は延々とループするらしく、自殺をした本人は「もはや自分では逃れることができない」そうです。
一部の霊能者は「自殺したら肉体を離れるだけで特に苦しまない」と言っていました。
ですから、自殺をすれば人間としての活動が終わるだけなのかもしれませんが、「実際はどうなのか?」は試してみないとわかりません。
ただし、実際に試してみた際に「自殺の瞬間の体験を延々とループさせられる」というような状態になれば、後悔しても手遅れです。
また、リスクが高いので「そもそも、試すべきではない」と思います。
ですから私自身は「もし本当に自殺をしたいのであれば、自殺をする前に、自殺をしたらどうなるかという知識だけは絶対に学んだ方がよい」と伝えるようにしています。
そもそも自殺などを考えないことが一番ですし、子供たちが自殺の道を選ばないことを願うばかりです。
大人たちは現在の人間社会の状態をよく知っていると思いますが「希望」を持って生きているでしょうか?
大人たちが希望を持てないのに、子供に対して「希望を持て」と伝えるのは無茶苦茶な話です。
だからこそ、大人たちが「生きやすい社会と希望のある世界」を作るための努力をすることが大切だと思いますし、それこそが大人の責任のような気がします。
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立尾代表は元教員として学校教育の経験をお持ちです。
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