我が家の長男くんは
今、大学生。




この子のおかげで、
自分の過ちに気付くことができました。




あたりまえだと思っていたことが
あたりまえではなかったこと。




感謝の気持ちがなかったこと。




自分のいたらないところを
たくさん気付かせてくれ、



このままではいけないと
弱い私を一念発起させてくれたのは



紛れもなくこの長男くんのおかげでした。
当時
幼稚園の年中さんだったかと思います。







今もなお、
屈託のない笑顔で
その場を明るくしてくれたり、



なにより、



私や主人の親である
おじいちゃん、
おばあちゃん



心から大切にしてくれているのは
本当に嬉しく、
感謝しています。




大学生になってからは
家庭を支えてくれている父親の偉大さに気付き、




言葉は少ないけれど、




畏敬の念をもってくれているのが
すごく分かります。




私が今の長男くんの頃、
もちろん、
父や母のことは大好きだったけれど、




そんなことまでは
思いもしていなかったと思います。




子供はすぐに授かると
無意識に思っていた私は
流産を経験し、



母乳が出ないなんて
全く頭になかったわたしに



母乳が出ないという現実がありました。



それからも、
あたりまえだと思っていたことが
そうではないこと。



有り得ない現実が
目の前に起こり続く日々に
泣いてばかりいた私を




長男は幼いながらも
懸命に私に笑顔をプレゼントしようとしてくれていたのに、




それすら気付くことが出来ないくらい
病んでいた私は、



悔やんでも悔やみきれないことを
してしまったこともあります。





小学校3・4年になった頃、




長男くんに
謝りました。





長男くんは
覚えてないよおねがい




許すよりも比較にならない言葉をかえしてくれました。










長男くんよ。




君のおかげで
ママは
人として人生をやり直すという覚悟がもて、
今があります。




あの時、
身体はって
全力で教えてくれて
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。




長男くんが結婚する時、
お手紙でお礼を伝えようと
密かに思う母であります。





今日も感謝。




ちえこ。