同じ日に
しかも
ほぼ同じ時間に
お着付け依頼を3件受けることになり、
はて、
どうしたものかと思ったけれど、
時間の相談をしたところ、
すんなりとタイムスケジュールもくめ、
場所も快く提供いただき、
人さまのおかげをもって
すべてがスムーズに運んだことに、
ほっと安堵し
昨夜は安らかに眠りにつけた。
そして
今朝、
6:30にまず自宅へ来てくださった方は
お子さまの入学式のために
ということで
ご依頼くださった若いお母さま。
昨年に引き続き、
今年の卒業式、
そして
今回が3回目のお着付け依頼。
お着物と帯をみて
そうそう、
この帯だったなぁ
と
昨年お着付けしたことが懐かしい。
帯揚げや帯締めは
どれをあわせようかと
ふたりでいろいろあてながら、
いつもながら
小物ひとつで全体の表情がまるで違うことに
きものの面白さを感じる。
ギリギリまで
着物か洋服か
と
悩まれたそうだけれど、
上の子の時に着物を着て
今回着ない
となったら
この子はどう思うのかな。
だったら
着物を着よう、
という母心が決め手となったそう。
わたしの子供の頃も
母はいつも着物だったなと
当時羽織をはおっていた母の姿を思い出した。
授業参観の時も
鮮やかな水色の小紋を着て
見に来てくれていたし、
その着物のあまり布で
ブックバックをつくってくれ、
たいそう気に入って使っていたよ~
と
そんな話をしながら
着付けを終えた。
子供はしっかり母の姿を覚えているものだなと、
話しながら
我が子はどうなんだろうと
なんだかくすぐったいような気持ちになった。
お子さまがまだ小さくて
手がかかるであろうに、
融通をきかせ
朝早く自宅に来てくださったおかげで、
次なる着付け会場へとはやめにでることができたことに、
感謝ばかり。
サクラ色の
優しくて柔らかいお色めのお着物が
とてもお似合い。
お子さまの
ご入学
おめでとうございます。
そして6:50、
次なる場所へ移動するため
自宅を出発。
続く〜