あなたは、セックスや子どもを持つことに抵抗感はありませんか?

 

わたしは、どちらも罪悪感と、恐怖でいっぱいでした。

 

わたしが、性や妊娠、こどもを持つことに抵抗感を感じるようになった理由は、何だと思いますか?

 

性虐待があったとか、痴漢にあったとか、そういう理由ではないのです。

 

なんと、

 

なんと、

 

母の愚痴です。

 

母は、テレビドラマを見ていて、

 

ドラマの内容で

 

結婚前のカップルが男女の仲になって、

 

妊娠して、女性が捨てられるのを見ては、

 

どうして男ってこうなの!!」

 

「子どもできるようなことするから悪い!」

 

と 怒っていました。

 

鬼の形相で!

 

それが、一度や二度ではなく、何度も繰り返しありました。

 

念のため、伝えておくと、父はとても真面目な人で、

 

母が誰か男の人に捨てられたという経験はありません。

 

わたしが子どものころのテレビドラマは何故かこういう内容が多くて、

 

いや、母が好んで見ていたからかもしれませんが、

 

いつも、ものすごく、怒っていました。

 

 

これを、繰り返し、繰り返し、見て育ったわたしは

 

 

セックスは悪いこと

 

子どもを持つことは悪いこと

 

という観念が出来上がってしまいました。

 

それも、鬼の形相の母の顔と一緒になって

 

、無意識層の深い深いところまで

 

刻み込まれていました。

 

母としては、娘に望まない妊娠で

 

不幸になってほしくないという意識があって、

 

繰り返し語ってきた面もあるようでした。

 

大人になってから話したら、

 

「結婚していれば、いいんだよ」

 

と言っていました。

 

ですが、そういう問題ではないのです。

 

そう、無意識は

 

「結婚してたらいい」

 

「結婚前はだめ」

 

とか、そういう難しい条件設定は、苦手なのです。

 

ただ、目の前に繰り返し見てきたことが、刷り込まれていきます。

 

わたしも、結婚したら、

 

セックスできるようになるかなと思っていました

 

が、できませんでした。

 

罪悪感でいっぱいになるのです。

 

子どもをが宿るのも恐怖でいっぱいでした。


わたしの無意識層の深いところでは、

 

盗みをすることよりも、

 

人を殺すことよりも、

 

セックスをして子どもを持つことが、

 

最も、人間として最低の悪いことになっていました。

 

なんだか書いていておかしいですね。

 

そんなの。

 

それでは人類は絶えてしまいます。

 

けれども、結構日本人には

 

「セックスは悪いこと」という観念

 

多いのではないかと感じています

 

この無意識層の根底にある観念、

 

馬鹿にできないのです。

 

人は人生の大事な決断をするとき、

 

この無意識層の観念に左右されるものなのです。