還暦過ぎて海外移住 ~ジョージア暮らし 始めてみました~

還暦過ぎて海外移住 ~ジョージア暮らし 始めてみました~

2022年9月に日本を飛び出し、東欧の国、ジョージアへ移住したてのこのえです。
9月生まれの63才。お金はないけど(まだ今のところ)体力はある!憧れの海外生活を実現するなら今しかない!と、好奇心と遊び心を胸に、日々小さな冒険と挑戦を楽しんでいます♪

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私が岩国へ移り住んだ最大の理由は

そこに魅力的な「仕事」があったから。

 

築100余年の古民家をリノベして

天然酵母のパン屋さんをつくるなんて、

夢のような素敵なお話!ではありませんか⁈

 

30数年、天然酵母のパンに携わって来た身としては

今までのキャリアを活かした新たなチャレンジとして

最高の舞台だと思い、有り難く飛びついた訳です。

 

 

他にも、昔から「百姓」に憧れ、

農的暮らしに興味があったのと

 

歳とともに物欲が失せて来て

東京に溢れる「物質」には魅力を感じられなくなったのと

 

自然災害や人的災害の際に

やっぱり地面に近い処で生きている方が強いだろうという

漠然とした思いも私を動かしました。

 

まぁ、息子たちも独立したし、

両親とも亡くなっていたので介護に縛られることもなく

おひとり様の気楽さから、

初めての西日本&田舎暮らしへの踏み出しは

いとも軽々としたものでした。

 

 

でも、岩国へ移住してからは、生活の中心にがっつり「仕事」がありました。

 

古民家パン屋の立ち上げからスタートした日々は

早朝から日暮れまで及ぶ長時間重労働の連続。

のど元過ぎれば何とやらで、早くもその苦労は忘れかけていますが

怒涛の毎日であったことは確かです。

 

それでも、たまたま借りた家の隣が空き地で

運良く、そこを畑として借りることができ、

一人暮らしには持て余すほどの野菜作りを楽しんだりもできました。

有り余る「空間」こそが、田舎暮らしの醍醐味。

5LDKという(無駄に)広い家は、少々寒かったけれど

のびのび自由に使えて快適でした。

 

 

最寄りのスーパー、コンビニまでは車で15分。

 

あれが欲しい!と思った瞬間に買いに行かれる都会とは違い、

本当に、今必要なのか?

と、毎回、自問自答。

そして大抵は、要らないね、という結論に達するのです。

 

人生60年も生きていると

だいたい必要なものは持ってるし、

一人暮らしじゃ尚のこと

新たに手に入れるべきものなど差しあたって見当たらない。

 

「あったら便利、は なくても平気。」

(これ、友人に教えてもらった言葉で、今では座右の銘。)

 

なんだかんだと「必要な(気がする)もの」を見つけ出しては

”手に入れる”という行為によって満足を得る、

結局のところ、人はいつだって「ないものねだり」をする生き物なんですね。

 

 

とりたてて贅沢なことを言わなければ

何不自由なく幸せな田舎の生活でしたが、

いつしか「ここにないもの」を探して

どこか物足りなさを感じたりして・・・。

 

正直な話、私が感じていたのは

「物足りなさ」というよりは「人足りなさ」。

 

みんな基本的に優しいし、良い人ばかりだけど、

心底「友達になりたい!」と思える人に出会うことは

残念ながらあまりできなかったように思います。

(出会う努力をしていなかった、と言われればそうなんですが。)

 

 

かくして、なんとな~く心満たされない思いを抱きつつも

充実した日々(言い換えると、めっちゃ忙しい毎日)を

過ごしていました。