Caboolture3日目。
相変わらず、同じモーテルにいます。
まだ次のステイ先は決まってません。
今女の子3人、男の子1人の4人でいて、男の子はBundabergでの1週間だけの仕事が決まりそう、
女の子は1人帰国を考え始め、でもみんなでなんとかできないか方法を探しています。
こうなった原因のひとつに、トラブルメーカーの存在が。
前のファームでのトラブルに話を戻します。
わたしたちがここに来る前にいたファーム、若いコリアン夫婦がオーナーのシェアハウス(っていってもマンションのほとんど)に住んで、その旦那がビジネスパートナーをやってるトルコ人がオーナーのファームで働いて、給料やセカンドのサインは、そのコリアンの夫婦を通じてもらうという体系でした。
バケツ一杯いくらって感じの歩合制で、毎週一週間分をまとめてもらうっていう感じだったんだけど、支払いが遅れたり実際のバケツ数に満たない給料しか払われなかったりと、けっこうずさんな印象でした。
コリアンオーナーたちはタックスファイルナンバーを提出することも知らず、本当にここでセカンドとれるのか、かなり不安ではあったんですが…
まぁ人間的には悪い人たちじゃないと思っていたし、それなりに共同生活はうまくいっていました。
嫁といっしょにピアスも空けたし。
話の発端は、わたしたちのなかでCaboolture行きが浮上したこと。
Cabooltureに行くのでファームを辞めたいと伝えたとき、コリアンオーナーはCabooltureまで送ってくれると申し出てくれました。
うちらのため?何かほかにブリスベンで用事があるの?と聞いたら用事はないとのこと。
ひとり50ドルで送ってくれる。
電車より安いし、移動も楽になるしありがたく、出発は土曜日に決まり。
これが月曜日の話。
その翌日、ファームを辞めるとファームのオーナーと、オーナーの友人のスーパーバイザーに伝えたとき、
そのスーパーバイザーが突然、
「俺が持ってるもっといいファームに連れてってやる、来週から仕事で週1000ドル稼げる、今週の日曜に出発だ、もしCabooltureに行きたいなら、そのファームで働いて稼いだ後に、自分の知り合いのファームがCabooltureにあるから働かせてやる、4人いっしょに行けるぞ、金もセカンドも心配ない」
とうますぎる話を出してきたのです。
もともとネットのみのやりとりで、Caboolture行きに不安があった私たち。
事実裏切られ、今モーテルにいるし。
スーパーバイザーは知り合いだし、その話に乗りたい!と、月曜のうちにコリアンオーナーに、Cabooltureまで送ってくれなくていいと伝えました。
わざわざCabooltureまで車出してもらわなくて大丈夫になったよ、ありがとう。
すると、彼は大激怒。
わたしたちのためだけにCabooltureまで行ってくれる、との善意の話だったと思っていたのが、実際はブリスベンで、新しいWorkerを連れてきたり、ほかにもビジネスをするアレンジメントがあった、とのことでした。
そしたら、私たちの支払い分のもうけ200ドルが減って申し訳ないけど、私たちのためだけじゃないなら最初にそう言ってほしかったとこちらが反論すると、さらに激怒。
ちなみに彼は英語が片言しかしゃべれないので、通訳にしゃべれるコリアンの男の子が入りました。
しかし彼も、韓国語の暴言の連発に、通訳をためらう始末…
(わたしたちもところどころの韓国語がわかる)
そしてお前らには来週の給料は送金しない、Bundabergに戻ってきて謝るまで払わない、とのこと。
さらに明日からもう仕事はさせない。
実はこの、「戻ってきて謝るまで払わない、セカンドもやらない」攻撃、今まで何人もやられているのです。
特に日本人と台湾人。
セカンドのサインも給料も彼らはただの仲介役で、しかも私たちから家賃収入も得ているのに…
セカンドのサイン、わたしたちはすでにファームのオーナーにお願いしてあったので、ファームのオーナーに確認すると、もうサインしてコリアンオーナーに渡したとのこと。
家を出るのは土曜日と、それはもう決まっていたのですが、サインがもらえたのは結局出る前日の金曜日でした。
しかも、わたしたち4人のうち、一人はもらえず、金曜の午後、ついに勃発。
わたしたちVSコリアン嫁
彼女も英語がしゃべれないので、片言の英語と韓国語の数々。
ありえないことに、セカンドのサイン最後の1人分ほしければ、1000ドル払って今すぐ出ていけとのこと。
実はわたしたち、この口論が起こる前にファームオーナーに連絡していたので、ファームオーナーが来てくれることになっていました。
このことを知らないコリアン嫁は、ファームオーナーもわたしたちに怒っている、仕事などできないし給料も払わないとのこと。
そこにファームオーナー登場。
ここぞとばかりにわたしたちは、最後ひとりのサインを彼女がくれない、仕事もファームオーナーが怒っているからやらせないと言われたと訴えました。
ファームオーナーが嫁に、問いただすと途端に、セカンドのサインは1枚見当たらないだけだとか、よくわからない言い訳を始める嫁。(その直前に私たちには見せてる、やらないぞと言わんばかりに)
ファームオーナーもこの対応に怒ってくれて、今後セカンドのサインと給料は、全員に自分が直接渡す、と言い切ってくれました。
自分もworkerが必要なのに、勝手に働かせないなんて冗談じゃない、とも。
そして最後のサイン、その場でしてくれました。
オーナーが帰った後はコリアン嫁は、顔を合わせるたびにわたしたちに韓国語で何か吐き捨て、睨みつけていく始末。
でもサインも返してもらえたし、わたしたちはただシカト。どうせ明日出てくし。
そして土曜の朝、そのシェアハウスを出たのでした。
ここで例のスーパーバイザー、わたしたちを日曜に連れていってくれると言った話。
日曜に行くなら、Bundabergで一泊、もしその話がないなら、予定通りCabooltureに行こう、と話していたわたしたち。
電車に乗る時間になっても、彼とは連絡がつきませんでした。
金曜の夜には連絡をくれるはずだったのに、わたしたちも不安に。
このままでは不安だけどCabooltureに行くことになってしまう。。。
コリアンオーナーが連れてってくれる話もなしになって、給料やサインであんなにもめたのに…
という不安も的中し、わたしたちは結局電車に乗りcabooltureまで来たのでした。
ここに来てからも何度かコンタクトをとったのですが、結局彼が言ったのは、男の子一人だけ、Bundabergの別ファームで働かせるから彼だけ明日戻ってこいとのこと。
例のCabooltureファームの彼の友人は、何度も頼んでなんとか番号を手に入れたので、すがる気持ちで彼とコンタクトを試みているところです。
もともとわたしたち、彼には前にも別のファームがある、と言われたのですが結局なしになった、という経緯があり、今度こそ、と思っていたのです。
ほんとに振り回されて、バカみたいだよ。。。
彼曰く今回は本当だ、でも女の子はいつ行けるかわからないとのことです。
もはや怒りを通り越して諦めに近い心境です。
どうなることやら。