もう4月。 時間が過ぎるのが早い、というより

 何だか今年に入ってから考える時間がないまま用事をこなして、今に至る、みたいな… 


 という時に、そろそろ30代に突入?の男子生徒から久々のレッスン依頼が。 またまたレパートリーを増やしたようで、私も予習。

 彼が、フォーレを持って来てから、私も久々に弾き直し、前回はバッハのパルティータにフォーレの即興曲、リストのハンガリー狂詩曲、今回はフォーレのノクターンにリスト。

 

 もっぱら土日しかさらう時間がないと言いながら

何でこんなに譜読みして弾けて来るの😱

 こちらが大変、しかし、彼のお陰で改めて良い曲ね〜🎉とか、レッスンしながら譜読み出来たり有り難い時間。  今や私がノクターンをレパートリーに加えてる🤗


   今回は、コンクールを目標にしてとの事で、

 リストはかなりの仕上がり。

  しかし彼、昨年の本番で感じたのが、音の響きが足らない。 単純に表現すると音量が圧倒的に足らない。 これは、多分自宅がずっとアップライトピアノという事も理由にあると思う。 身長、腕の長さに手の大きさ。  技術、表現力は十分に感じられるのだけど、もう一つ、前に来ない。


 すると、彼からも、調律師さんからも、そろそろピアノ替えたら?と言われていたみたい。だけど。

 そりゃ、いち社会人でバリバリ働くと言えど、簡単にグランドを今住む実家に購入するのも現実的ではない。 

 昨年を教訓に、サークルに入って弾いたり、ホールを安く借りてグランド弾いたり、あらゆる努力は欠かさない。 でも、である。

  

  それで、レッスンが終わってその夜メールが。

  〜色々考えてみて、やはりグランドを買うのは現実的でないのと、コンクールまでの期間だけでも、グランドを借りて練習は、時間とお金がかかる。    

   諸々考えて、やはりコンクールはひとまず休んで時期を見て参加したいです。〜

  というような内容だった😐

    

  コンクールは誰が参加するかも、レベルも分からぃ。 結果に拘るのは当然だけど、ステージに上げて自分の立ち位置を知る、どれぐらい手に入っているか確認する、とかたくさん気付けるのだから、怯む事なくリストを披露したらと思うのだけど。

 

  ま、毎日忙しい中で少しでもとピアノを練習して費やす訳だから、入賞出来たら良いよね🙂

  でも、コンクールやステージが、周りのジヤッジより、自分への充実と次に進むステップと捉えて、じゃんじゃん出て欲しい。


  俗に言うアマチュアの方々、いえ

  アマチュアって言葉が何だか最近違和感が。

  音楽にアマチュアって言葉がもう要らない時代な気がしてならない。

  昔と違い、環境と条件は違えどいくらでも学ぼうとすれば、叶う時代になっているし… 


 しかし、ほんとに素晴らしい。