ご訪問いただきありがとうございます。
色々なことをすぐに忘れてしまうワスレルと申します。
人生にはこんな日があったんだぞ!という記録を残している、なんでもない日々のブログですが、覗いていただけると嬉しいです![]()
自己紹介
寄り道多めに生きているミドフォー。ようやく授かれた息子を溺愛しながらバリバリ働く仕事人間。
仕事も育児も手を抜かないクソ真面目なワーママ
をしていましたが、、
2023年10月〜適応障害になり休職。
2025年2月から復職したけれど、これが正解の道だったかはまだ分からない。
でもどうにか踏ん張って、今のこの幸せな生活を守りたい。
そう思いながら日々の心のうねりと闘い中。
家族構成
夫
家事全般そつなくこなす同じ歳の男。料理が上手。 読書や歴史が好き、危機管理能力が高い。
息子
小学2年生。適応力が高くてお友達が沢山!将来の夢はゲーム実況YouTuber。ギャグセンス最高。空手頑張ってる。
犬
フレンチブルドッグ男の子。すぐ興奮する。家族みんなに溺愛されている♡
亀🐢ヒガシヘルマンリクガメ男の子。名前呼ぶと来る♡
最近太ってきた
今年の桜も綺麗だった。
毎年思うように一気に咲いてあっという間に散っていくけど、桜を見て気持ちがほわんとあたたかくなったりワクワクしたり、多くの人がまだかまだかと開花を待ち望んでいるのだから、不思議だよね。
でもやっぱり、毎年美しい。
桜とは全然関係ないのだけれど、我が家には仲良くおつき合いさせてもらっているご近所さんが多くいて、その中にひとりだけちょっと風変わりなおじいちゃんのハルちゃん
て人がいて。
我が家から一本道を離れた場所でスナックみたいな飲み屋みたいな怪しいお店に住んでいるから、毎日顔を合わせていたわけではないのだけれど、しばらくお店も閉めているし、姿が見えない。
しかも自家用車も無くなっているから、夫と息子ちゃんとで
『ハルちゃん本当に最近見かけないな
』
『入院でもしてるのかな?それか自動車事故起こして拘置所にいるとか?
⇦失礼な奴』
『旅行じゃない?それか死んじゃったとか?
⇦冗談でいう子供あるある』
そんな会話をよくしていたの、最近。
良くないことが起きているのだろうことは感じていたのだけれど、ハルちゃん、亡くなっていた。
つい先日、出社のために自転車乗って坂を下っていたらハルちゃんの奥さま(おそらく事実婚)がゴミ出しをしているのを見かけて、急ブレーキ!!
思い切って聞いてみたのよ。
『ハルちゃんしばらくお見かけしないのですが、何かありましたか?お身体など心配で』と。
そうしたら奥さまから知らされた
『ハルちゃん亡くなっちゃったの。こないだ四十九日をおえたとこなの。』
ハルちゃんが、、、亡くなった???
頭が混乱しながらもどうにかお悔やみを伝え、今まで知らなかったことをお詫びして出社したのだけれど、電車の中でも悲しみが溢れてきてね。
夫にLINEで伝えたら、夫からの返信にも夫の悲しさが伝わってきて、2人して呆然としていたと思う。
ハルちゃん、名前に春ってついてるくらいなのだから、きっと春がすきでしょ。この桜見てなかったの??と車窓から見えては消える桜を眺めながら涙が滲んだ。
1番長く手を合わせていた息子ちゃん
ハルちゃんは犬が大好きで、その中でも我が家の犬ちゃんをべらぼうに可愛がってくれた。
会うたびに、むちゃくちゃタバコ臭い口で犬ちゃんの顔や頭にキスをしまくっていた。
ハルちゃんに会えると犬ちゃんも嬉しくて興奮しちゃうから、犬ちゃんからのタックルや頭突きをくらうこともしばしばあったけれど、それも
『あー可愛い!おまえは甘えん坊だ。異常だよ、この可愛さは![]()
』
と絶賛メロメロだった。
ハルちゃんが家庭菜園で育てていた野菜はいつも元気で美味しかったし、ボロボロのお店の前にはお花の鉢植えが沢山置いてあり、新しいお花を追加した時には『このお花かわいいだろ?』と紹介してくれた。
『このお花、大きく育ちすぎて面倒みきれねーから、ちょっと半分鉢分けするからもらってくんねーか?』
と何やら知らない葉っぱをもらったこともある。
我が家では花が咲く前に根腐れさせてしまった。
そんなハルちゃんだったから、きっとお花は喜んでくれるだろうと、亡くなったことをしった夜に供花を持って家族3人でお店の横に住む奥さま(おそらく事実婚)に改めてお悔やみを伝えに行った。
とてもびっくりされていたけれど、せっかくだからハルちゃんに会ってやってとハルちゃんのお店を開けてくれた。店内にはハルちゃんの遺影とお骨とお花が沢山のお菓子とワンカップ(⇦もしかしたら清い水だったかもだけれど)が置いてあって、シーンと静まり返っていた。
3人で手を合わせて弔いをした。
最後まで長く目を瞑って手を合わせ続けていたのは息子ちゃんだった。
何を思い、何を伝えていたのだろうか。
息子ちゃんにとって、はじめての『人の死』
家族ではなく、近所で煙たがられていた変なおじいちゃんの死。避けられてばかりいたおじいちゃんに、頭を何度も撫でられ、チョコレートをもらい、ハイタッチをして仲良しになったことで息子ちゃんが得たものは何だっただろうか。
お別れと繋がり
ハルちゃんは出先で吐血して倒れ、その後数日で亡くなったという。83歳だったそうだ。
奥さま(おそらく事実婚)は寂しいと言っていた。
奥さまには、1人では歩行が難しく会話もほぼできない障害をもつ10代後半の息子さんがいる。
ハルちゃんは毎朝その息子さんを施設に車で送っていた。
そういえばその息子さんの姿も最近見ていない。
奥さまの今後が心配だ。
『お手伝いできることがあればいつでもおっしゃってください』
それだけ伝えて帰ってきた。
細い繋がりであったとしても、役に立てることがあるはず。今年も採れたてのワスレル農園野菜を届けようと思っている。
家族3人とも号泣はしていない。
むしろ、ハルちゃんが亡くなってから随分と日が経っていたのに相変わらずお店の中がタバコ臭かったねと笑いながら帰宅した。
息子ちゃんも笑いながら
『うん、臭かった。でも前より薄くなってた』
と言っていた。
消えていくもの。去っていく人。旅立ついのち。
家族みんなが、じんわりと心の奥から悲しみを感じている。
『ハルちゃん、死んじゃったの本当に悲しいね
』
この言葉がついつい出てしまう。
一番愛してもらっていた犬ちゃんが散歩途中に店前で頑なに居座って、ハルちゃんが出てくるのを待つ姿は、さすがに悲しすぎて写真には残せないでいる。
ハルちゃんとの思い出⬇︎

