さてさて、ポレポレ書舗です。
昨日焼き上げた猫の置き物を型取りしてます。
このブログをご覧の方には馴染みがないかと思いますが
一応型取りの説明など。
枠を作ったなかに油粘土で原型(猫)を埋め込みます。
こんな感じですね。
今回は前後分割にします。タイヤキの要領です。
ここにシリコンゴムを流します。
メーカーは何でもいいですけど、使い方にはコツがいります。
型の作り方とか、シリコンの使い方なんかは模型雑誌で詳しく説明されてるので
それを参考に。
シリコンゴムはゴムに硬化剤を混ぜて使います。
このメーカーのものは100に対して4%の硬化剤。
今回は片面に400グラム使ったので、硬化剤を入れて416グラムになるようにします。
液状ゴムなので混ぜにくいですが、しっかり混ぜないと硬化しません。
割り箸なんかで混ぜると水分が入ってダメになるので木製の棒は不可です。
しっかり混ぜたら投入。
はじめから「どばっ」と入れると、ゴムの中の気泡が入ってしまうので
原型にあたる部分が隠れるまでは糸のように。
全体にゴムがいきわたったらラフに入れて大丈夫です。
硬化までは8時間。(ここまでの画像は昨日のものです)
じっと待って。乾燥したらひっくり返して
裏面の油ねんどを取り除きます。
そこに同じ要領でゴムを流します。
断面にはバリアーコートというワックスを流さないと
せっかく分割したのにくっついてしまって、
原型を閉じ込めたゴムの塊が出来上がってしまいます。
これでまたとろとろとゴムを流して8時間待ちます。
うまくできるかな~~~。
まだ完成もしてないのに、どんな色にしようかと
妄想がふくらみます☆
明日が楽しみだ。
(※明日のブログのタイトル「ぎゃああ!!」とかいうのを期待しないように(笑))