
もう30年近く昔のこと、
JRがまだ国鉄だった頃、
高崎から軽井沢に電車が走ってて
途中の横川駅で“峠の釜飯”を
売っていました。
碓井峠を越える為にディーゼル車両に連結する時間に、
軽井沢へ行く人、
軽井沢から帰る人が一斉に
釜飯を買いにいく風景…
当時、父は仕事で軽井沢への
出張がよくあって、その度に
重い釜飯を家族のお土産に
買ってきてくれました。
私は、高3大学受験生で
夜遅く予備校から帰る生活を
していました。
帰宅して、釜飯があるときは、
小躍りして喜んでたのよね…
そんな中、父は突然の癌になり、
入院して、そのまま還らぬ人に
なってしまったけど、
“峠の釜飯”は、父を思い出す
特別な食べ物です

今は、軽井沢へ行く途中の
高速道路パーキングで買えますね。
う~ん、何だか食べたくなりました
