こんな時こそ外食して5%+αの貯金をしてみましょう
前回のブログで物価上昇時は、貨幣で持つよりも物に交換して持った方が正しいと言いました。理論的はそうなのですが、貯金をすべて物に換えても生活が成り立ちません。円安になったとは言え、日本で生活する限りは突然の出費に備えてお金を持つ必要はあると思います。ドルに比べて相対的に弱くなっている円ですし、物価が高騰している状況です。それでも、皆さんは日本円という現金を多く保有したいと思うのでしょうか?1 日本で生活しているから日本で生活しているのであれば、日本円が必然的に必要になります。ドルを持っていても支払いにも使えませんし、銀行に貯金出来ません。2 現金があれば何でも買える(出来る)から現金があれば何でも出来ますし買えるからです。例えば、「〇〇を買いたい」とか「〇〇に行きたい」とか「○○をしたい」とか「〇〇を食べたい」は、人間の欲求です。誰もが持っているもので、人間らしい生活をするためには当然のことなのです。そのためには、自分の欲求以上に現金を持っていれば、すべて実現可能なのです。もっと単純に言えば、何にでも交換出来るのがお金だけなのです。昔は何千年も前は物々交換が主でした。例えば、米を持っていてパンが欲しい人とパンを持っていて米が欲しい人がいたとします。それでも、近くにいてお互いが物々交換しても良いのであれば物々交換でも問題ありません。自分が手放したいものを欲しい人で、かつ自分が欲しいものを持っている人なんてそういません。仮に探したとしても、遠隔地であれば、取引するための時間とコストが掛かります。そこで、市場(財やサービスを取引する場所)では価格を決めて、お金を通じて交換する現在のようね貨幣経済に発展したのです、それでも、田舎の方ではお米を野菜を交換したり、肉と魚を交換したりすることも今でもあるそうです。いくらお金を持っていても、それだけではほとんど増えません。また、盗まれたりでもしたらほぼ100%自分の手元に戻ってきません。不動産や車のように登記してあれば、自分の物であることを主張出来ます。一方で不動産や車の価値は一般的には下がって行きます。さらには、維持する費用も掛かります。それでも、都内の土地やマンションさらには、昔のスポーツカーのように価値が上がることもありますが。物価上昇時に物を買う前提には、それらを取引する市場があり、容易にお金と換金出来るという前提があるのです。最近、僕は金券ショップに行っています。大量にあるものが必要になり、こまめに昼休みに通っています。毎回僕の前にお客さんがいるのです。金券ショップなので、買うだけではなく売ることも出来ます。僕の前に並んでいるお客さんは毎回違いますが、不思議と毎回買い取りで来ているのです。先日は70歳くらいの女性の方が僕の前にいて、商品券を大量に持ち込み220,000円くらいの現金を受け取っていました。額面がいくらなのか分かりませんが、少なくとも220,000円の5%くらいは大きいと思います。現金にすることで、10,000円以上損している計算になります。生活費の足しにするか、何かの支払いのために現金がお入り用になったからだと思いますが、買い取りの光景を見るたびに、日本がどんどん貧しい国になっているように思えます。言っておきますが、物価上昇時でも経済が潤っていればそれ以上の現金が手に入るのです。商品券だと額面の94%くらいで買い取りしていることもありますので、100,000円の商品券だと94,000円になるのです。確かに、使わない商品券であれば換金もありかと思いますが、商品券であれば100,000円使えるのに、現金で使用すると94,000円しか使えない。6,000円勿体ないと思います。物の値段も上昇していますので、相対的に価値の低い貨幣にすることで使える金額も小さくなります。そこでお得なこと気が付きました。結論はグルメカードです。最近は行動制限もありませんので、外食する機会も増えていると思います。僕が行く金券ショップでは額面の5%OFFでグルメカードが買えます。そのため、500円のグルメカードであれば475円で購入出来るのです。僕と妻と二人で食事にいって4,750円のお会計とします。そこでグルメカードの登場です。額面500円単位でなので、10枚で5,000円のグルメカードでお会計します。何とグルメカードはお釣りが出るのです。今回は250円のお釣りとして現金で250円戻ってきます。グルメカードを4,750円で購入してお釣りが250円となりますので4,500円が食事代の支払いになるのです。お会計は4,750円なので5.26%OFFとなります。+αの理由はお釣りでもらう分まで割引が掛かっているからです。お釣りが出ない商品券もありますので、通常ですと「5%-α OFF」となります。追加で現金で支払う分は割引がないからです。額面と同じお会計であれば、5%OFFになります。5%以上の利息が付く債券や預金なんてそうないものです。浮いた250円を貯金してませんか?仮に250円であれば硬貨三枚です。ATMであれば200枚くらい一度に入金出来ますので、貯金箱に入れて多くなったら入金すれば良いのです。一か月に10,000円程度外食で使用すると一か月で500円一年で6,000円十年で60,000円貯金出来ます。一か月に30,000円程度外食で使用すると一か月で1,500円一年で18,000円十年で180,000円貯金出来ます。一か月に60,000円程度外食で使用すると一か月で3,000円一年で36,000円十年で360,000円貯金出来ます。家族でのディナーでなくても、お父さんの飲み会やお母さん達のランチなどでも使えるかと思います。今は出来ないかもしれませんが、総額100,000円程度の宴席の幹事を行い5%OFFであれば、数時間で5,000円も安くなるのです。現金で回収してグルメカードで支払っても誰も気が付きませんし、多分文句も言わないと思います。浮いた5,000円で彼女と食事したり、家族と一緒に食事も出来ます。貯金や投資をしてお金を増やすことも大切ですが、支出を抑えてお金を増やすこともありだと思います。グルメカードはすべての飲食店で使えるとは限りません。あらかじめ確認してください。