久々のログイン。
一度パスワードを変えたんだけど、ログインするのが面倒くさくて、そのままズルズルとログインせず見ていました。
まぁ、何にも変わりなく、むしろ悪化の一方。
何故ログインしたかと言うと、久々書きたいことが出来たから。
今の会社に入って10数年。
イヤイヤながらもどうにかやってきた。
学歴も無いし、若くも無い私を採用してくれた人達のうちの1人の上司が亡くなったらしい。
私の会社での基礎を作ってくれた人。
頼る人が居なくて不安だったけど、どうにかこなして来たのも上司のお陰だと思う。
数年後、直属の上司ではなくなり、遠いところに異動になった矢先、がんが見つかりすぐに戻ってきた。
しばらく療養をし、また同じ支店で働き始めた。
顔色が猛烈に悪くて、滑舌もあまり良くなかった。
コロナ禍になり、全く顔をみる機会も減った。
楽観的な私は治るだろうと勝手に思っていたけど、その願いは叶うことなく亡くなってしまったらしい。
らしいと言うのは、正式に聞いたわけではなく噂レベルで聞いたからなんだけど、あまりに突然の事で驚いている。
歳も歳なので、人が亡くなる事に対して立ち直れない程のショックを受ける事はないが、ただ人が亡くなるのはこんなにも突然なんだと動揺している。
ただね、その知らせを聞いた時、もちろん驚いたしショックも受けた。
でも、すぐに仕事に取り掛かったし、お腹は空くし、仕事終わったらすぐ帰りたいし、自分の日常は全然変わらなかった。
家族は今頃悲しみに打ちひしがれているだろうに、私はいつもと変わらないなんて、何だか自分が薄情な人間に思えて、そんな自分に少し嫌気がさした。
でも逆の立場だとしても同じなんだろうと、何となく思った。
万が一私がそうなった時、家族や友達はとても悲しんでくれるだろうけど、それぞれに明日があって、仕事も用事もあって、日常を生きなきゃならなくて、そのうち記憶が薄れていくのかなって。
何だか悲しいけど、それが現実で、だからこそ毎日生きて行かなくちゃ。
そう思った。
自分の出来事は自分が主人公だから、劇的に感じるけど他人にとったら一時的な事で、それに対して同じように苦しんでくれるなんて思ってはいけない。
一人で生きていける時代だけど、やっぱり一人じゃ乗り越えられないこともある。
私の人生なんだもん、ちゃんと主人公になって生きていかなくちゃ。
他人の人生ばかり羨んでいるだけじゃ、すぐに終わっちゃう!
そう思った1日でした。