今日、50歳半ばを迎え、単身、語学留学している人とのランチに同席した。

日本のある地方都市で、公務員として長年務めたという経歴。
思えば、俺の両親より、2つ上ということになる。

サングラスをかけ「ちょい悪」と豪語していたが、
サングラスの奥には、めちゃめちゃ人懐っこそうな目。

彼からは、ものすごいパワーを感じた。
「じっとしているのは、性にあわない。
 考えて何もしないより、走りながらなんとかすれば良い!」。

「自分の目で見て、自分の感性で物事を捉える。
 時間がある今は、毎日が楽しくてしょうがない。」

とも言っていた。

「自分の人生を考えたら、どう考えても今の年齢の倍は、生きられない。
 長生きしたとしても、動けるのは、あと20年を切っている。
 だから、今ここにいる。」

中華料理を頬張りながら、習いたての中国語で、ワインを注文していた彼の目は、
ギラギラと輝き、少年のように見えた。

「自分のなりたい大人」に出会えた、幸せな日曜の午後だった。




目を見て話すってとても重要なことだと思う。

でも、目をみて話すことは、簡単そうでいて、難しい。

面接対策で、「眉間をみれば、目を見ているように見えるから」って教えられたことを思い出した。
東大受験するよう人でも、一流企業に入るような人でもきっとこういう風に教えられたんだろうなぁ。

そんだけ、目を見て話すってことは、難しいこと。

でも、どんな良いこといってても、どんなにすごい人でも、目を見ないといまいち伝わらないもん。
それで伝わるのは、同じDNAを持った、家族ぐらいかな。

これは、ある種の魔法。
よく、「目力メイク」ってことばを耳にする。
目を見て話したら、好きになっちゃうもんね。

でも、もっと大切なことは、会う人全てに興味を持つこと。
この人どんな人なんだろう。
この人のこと少しでも知りたい。
足の爪の黒いとこの匂い嗅ぐ人かなって。
その答えは、きっと目の奥にあるはず。

だから、自分も、最近相手の目を見るようにしている。

視力は0.1しか無いけど・・・

中国vsカタール戦。
現地時間20:00 kick off。

それほど、思い入れもない両チーム。
「後味の悪さ」

このような、感情が、後に残るとは、この時点では思わなかった・・・
前半開始早々の中国のペナルティエリア内でのファウルにより、先制を許す中国。
後味の悪さは、ここの時点で始まったのかもしれない。

その後、中東特有のディフェンスのみのサッカーに加え、遅延行為とも言われかねない行為。
レフェリーのゲームコントロールの悪さ。
ピッチ外の選手の暴言に対する、レッドカード・・・

中国で始めて見たナショナルチームの試合が、こんな試合になるとは・・・

勝利至上主義が、命題とされる、現在のトップスポーツにおいて、何が正しいのかを考えさせられる一戦となった。

確かに、精一杯プレーをする姿をみて、サポーターは、応援する気持ちになるのかもしれない。
しかし、逆に、恐いもの見たさに似た、ジェットコースターやお化け屋敷に入るような、はらはら感を味わうためにきているのかもしれない。
それとも、流行にのっているという感覚で来るのかもしれない・・・

なぜ、足を運び、そこで声を張り上げ、応援しているのか・・・

スポーツ観戦。数あるエンターテイメントの中でも、ここまで、多様な感情を抱かせるエンターテイメントは、なかなか存在しないのではなないだろうか。

今まで、ビール片手に、監督気分で、観戦していたスポーツ観戦とは、ひと味もふた味も違った気分を味わった一日となった。

決して楽しかったとは言えない中、唯一の救いは、それでも頑張って、他の中国サポーターのまねをして応援する、小さな女の子の姿。

この子、また見に来てくれるかな。