クマが民家に入って食べ物をあさって住民が迷惑しているというニュースをよく観る。
人間はクマに対して「なんて悪い奴だろう」とは思わない。クマは腹が減れば食べ物を探すものだ。クマに善悪の観念はない。
また、人間はクマに善悪の観念を当てはめはしない。(クマが悪いことをしたから捕まえるのではなく人間にとって不都合だから捕まえるということ)
前回書いたライオンとシマウマにしてもそうだろう。
シマウマはライオンに対して「なんて悪い奴だろう」とは思わないだろう。そんなことを考える間もなく、逃げることだけを考えるだろう。
ライオンにしてもシマウマに対して「逃げ回るなんてヒドイ奴だ」とは思わないだろう。そんなことを考えていたら自分が餓死してしまうからだ。
ということは、善悪の観念は人間だけが持っているものだということが分かる。
もっといえば、善悪の観念は人間社会の人間対人間のものだけだということが分かる。
では、なぜ人間だけが善悪の観念を持つようになったのか。
僕は、農業の始まり・土地所有の始まりが大きく関係していると思う。詳しいことはまた考える。