2018年後半の進捗状況及び予定です。
【YKファームの設立】
2018年8月15日、「合同会社 YKファーム」 という名の法人登録をしました。
登録費用は、実費・司法書士費用・印鑑作成まで入れて約20万円でした。
法人設立の目的は、後継者がいなくても銀行から3900万円の融資を受けることができるようにする為でしたが、アイデア次第では営農に関する事業展開がしやすくなるかもしれないという副次的なメリットもあるように感じています。
なお、債務者はYKファームになりますが、現時点では代表=社員1名なので、70歳までで完済するよう、返済期間は15年ではなく10年としてローンは組まれます。よって、最初の10年間の手取り収入は、僅かにならざるを得ません。
ソーラー発電が実際に稼働し出したら、具体的な収支金額を毎月ネット上に掲載してゆきます。
【「融資証明書」の取得】
法人登記したことで、山梨県民信用組合から、3900万円の「融資証明書」を発行してもらえました。
「融資証明書」の発行手数料は、なんと 21,600円 と高額でしたが、これがないと営農型ソーラーパネル申請書類一式が揃わないので、背に腹は代えられません。
【各種申請に対する認可取得完了】
2018年10月18日、各種の申請に対して、最終的な認可が出ました。
これによって、いよいよ工事着工が可能になりました。
まずは、支柱を建てる部分の基礎として「スクリュー杭打ち」の工事から始まります。
【基礎工事=「スクリュウー杭打ち」】
11月には始まる予定。
(始まったならば、工事状況を写真で掲載します)
【架台およびソラーパネルの設置工事】
12月ないし来年1月に完了予定。
(工事状況を写真で掲載します)
【平成18年度の電力買取価格18円確保可能期間は、あとわずか】
パネル設置を考えている方へ に記述したことですが、国の電力買取価格は、毎年下がってゆきます。平成18年度の買取価格18円を確保したい場合、業者さんに依頼できる期間はあとわずか(今月-10月-中)です。それを過ぎると、平成19年度の買取価格14円になってしまうということです。
農地の地番が分かりさえすれば、申請は可能ですから、まずは電話ですね。
私が全てやってもらっているトラストさんは、☎055-226-0083 です。
【追記】
YKファームは、2017年に申請し21円を確保していますが、「18円に下がってしまったら、工事契約はしない」とトラストに伝えていました。15年返済なら18円でもそこそこ利益が出たでしょうが、14円となってしまった現在では、もう利益は出ないでしょう。
但し、「買取価格は、今後、入札制度になるだろう」とトラストは言っていました。国の買取価格が14円で、一般家庭の電力料金は20円ですから、国より高い単価で買い取る業者が出る可能性はあるということです。
但し、 入札制度の対象となるのは、大規模発電に相当する高圧として設置したもののみだそうです。YKファームは低圧(小規模発電)2か所ですが、1カ所で2反以上の面積があれば高圧としての設備になります。
いずれにせよ、ここまで国の買取価格が下がってしまったので、今後、このブログに売電収入の収支報告を書いても、あまり意味はないように思います。
それに、近年、石油と原発の利権を握っていた世界支配者たちが急速に凋落しつつあるので、ソーラーパネルより優れた発電システムが、今後出てくる可能性はかなりあるでしょう。
以上