先週末、歌舞伎を観に行きました。

とはいっても、大歌舞伎でも地歌舞伎でもなく

日本舞踊系?の俳優さんによる歌舞伎です。

 

「身近に楽しむ~」と銘打つだけあって、お値段は歌舞伎座よりはるかにお手軽です。

なんとお値段は歌舞伎座の1/6程度!!

ただし上演時間も半分弱なのですが…

 

自由席でしたが、観客が少ないので良い席で観劇できました。

気になるくらい観客が少なかったが、台風のせいかな???

最前列で見たのはひさびさです。

 

主演は帆之亟さんでした。

おやこんなとこにも〇んのじょう・・・

あっちと違い年はとってるもののかなりの美男子系。

雨の五郎も優男寄りの仕上がりでした。これはこれでありかな?

 

応挙の幽霊の道具屋役、千川貴楽さんもいい芝居してました。

花柳登貴太朗さんは女っぽさが足りなかった。

 

で、なんですが…

大歌舞伎と比べいろいろコンパクトになっているので

舞台セットや、特に音楽に歪みが出てしまっています!

やはり黒御簾音楽は重要だ。浄瑠璃も生のほうがいい。

歌舞伎座の高いお値段にもそれなりの意味はあるのかなぁ…

 

安いものの、いろいろ省略されているのでお値段相応、という感じでした。役者のファンの方ならお勧め。

 

そう考えると、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室、かなりお得ですね。