今日は晴れたぞ、観光に行こう!
山あげ祭を見に行こう!
山あげ祭は、栃木県那須烏山市の八雲神社の例大祭。
地歌舞伎イベントとして名高く、豪華な仮設舞台装置一式を何度も展開・解体しながら巡業するのが売りである。
ユネスコの文化遺産にも登録されている。
本当はもっと余裕を持って見たかったのだが、残念ながらタイミングが合わず、見れたのは「将門(忍夜恋曲者)」のみ。
…見れねぇ。人が多すぎる。
正面は厳しいが、横は結構あいていた。
相馬の古御所に現れた謎の美女
格好良い立役。彼の名は大宅太郎光圀。
タイトルが将門だけれど将門公ではない。
ほぼ光圀としか呼ばれないけど水戸のご老公でもない。
将門の残党探しをしている。
実は、謎の美女は将門の娘・滝夜叉姫だったのだ!
滝夜叉姫は妖術使いだったのだ!
ワタシの友達、出てきて大ガマ!妖怪メダルセットオン!
以上!!
三味線&浄瑠璃《唄》(常磐津節という流派らしい)で
いろいろ語ってはいるものの、
あらすじ自体がアレなので大して気にせず楽しめる。
歌舞伎ってそんなものなのだ。
この野外舞台装置、背景が豪華で奥行きがすごくあった。
そして上演が終わると即解体・移動。
いやー、ダイナミックだ。
そして「烏山城」の存在を知ってしまったので
めったに来ることもないだろうし…ということで現地へ。
道は結構整備されている。森の中は案外涼しい。
とはいえ夏なので暑い。
この石垣は見応えあったと思う。
反対に本丸は淡泊だった。
お囃子は本丸までちゃんと聞こえてくるのだが、森のせいで本丸から市街地が見えなくて残念。
山あげ祭はとても見応えがあった。
しかも年により当番が変わり、得意演目も変わるらしい。
来年もタイミングが合えば見に行きたいな。