甲冑も、着ているうちに汚れが溜まります。

 

一番酷いのが兜の内張り。

丁寧に扱っていてもすぐにファブリーズ無効レベルの呪いが付着します。

八幡座のある兜なら、そこを水抜きとしてお湯で静かに洗うことによりある程度浄化できますが(若干の傷みは覚悟する必要あり)

そうでなければ濡れ拭きでよくふき取るくらいしか対策が取れない…

最終手段としてクレベリンスプレーは結構有用。

ただし臭いを分解するだけで汚れを落とすわけではないので、汚れを別に落とさないとすぐ再発します。

※結構強い薬品なので、色落ち等に注意が必要。

 

次に籠手。

今までは濡れ拭きでよく汚れをふき取るくらいしか対策が無かったのですが、甲冑2領目を買ったので、そろそろ旧甲冑で冒険できる頃。

だいぶ汚れたので洗ってみよう。なんか変色もしているし…

 

~~実践~~

洗い桶にぬるま湯とアクロンとワイドハイターを入れて籠手を2時間つけ置いたら、液がやや茶色っぽくなりました。

家地の色が落ちてるのかな…?

そりゃ洗うこと前提としてませんよね。

ある程度色落ちは覚悟する必要がありそうです。

 

押し洗いをして、よくすすいで脱水…脱水?

籠手を折りたたんで1つづつ別の洗濯ネットに入れ、大量の「洗う予定の洗濯もの」をクッションにして短時間脱水しました。

籠手がきちんと小さく畳めたのであまり傷みませんでしたが、金属部分の多い筒籠手だと恐らくこの方法は不可。清潔な乾いたタオルを当てて水分を取るのが良いでしょう。

 

しかし、最近の洗剤は汚れがよく落ちます。押し洗いのみですが汚れはかなり落ちました。臭いも消えたぞ!

柔軟剤は使いませんでしたが、特に使わなくても大丈夫…かなぁ?

ただし色も抜けてしまうので、洗うのはあくまで最終手段ですね。

 

~~おまけ~~

佩楯は革の部分が多いため丸洗いすると失敗します。

基本水拭きで、洗うにしても汗まみれになる帯の部分のみ部分洗いをするのが無難かな…

 

脛当ては汚さないのが一番!

まぁ汗まみれにはならない部位なので、汚れを丁寧にふき取るのが良いでしょう。