蒼焔の艦隊に実装されている戦艦 月詠

超大和型の発展型として計画・建造された設定の架空艦である。


主砲は前部に2基のみであり、主砲口径も違う。一番砲塔は51cm連装砲であり、二番砲塔は46cm三連装砲となる。

大和型で弱点とされていた副砲は撤去され、高角砲は長10cm砲に換装されて防空能力が向上している。


艦後部には主砲・副砲共になく、航空作業甲板を設置しカタパルトは4基に増やされた。

ゲーム内の説明文によると、この4基のカタパルトによって多数の水上機や攻撃機を同時に射出するそうだ。大和型でお馴染みの航空機用エレベーターも設置されている。


月詠は蒼焔の艦隊7周年を記念して制作された戦艦である。周年に制作される架空戦艦はよく主砲の大口径化、航空戦艦化がよく行われるが、今回は航空戦艦に近い内容となった。


個人の感想として2つの事を述べたい。まず1つ目として今までの大和型系列の架空艦とは一線を画した艦首形状。格好良いと思うので今後の周年艦にも続いて欲しいと思う。


2つ目にこの艦を運用したらと妄想した時、主砲の門数・口径が全く違い現場が苦労しそうだと感じた事である。

近年の周年艦は主砲口径が一致せず弩級戦艦の要素を満たさないものが現れ始めたが、今回の月詠はその特徴がかなり前に出ている印象を受けた。

運用の難度は置いておいて、ゲーム内性能は高いものがあるので今後も活躍してくれるであろう。