師匠の元に持ち込まれる相談事には、事故や病気、人の命に係わる深刻で緊急性の高い話も少なくありません。
ある生徒さんは、子供がお腹の痛みを訴えて倒れた事で、救急車で病院に運ばれました。
病院で受けた検査の結果、子供のお腹に病巣が見つかり、「一刻も早く対処しなければお子さんの命に係わる」という医者の言葉で、緊急手術が決まったそうです。
身体の負担を考れば、お腹を大きく切り開く開腹手術よりも、お腹に数か所穴を開けて、そこに器具を差し込んで手術する腹腔鏡手術の方が傷口が小さく、手術後の回復も早く、望ましい。
親として腹腔鏡手術を希望する生徒さんでしたが、「検査の結果、想定以上に腹部の癒着範囲が広ければ、開腹手術に切り替える必要がある」と医者に言われてしまったそうです。
生徒さんは師匠に連絡して事情を話して助けを求めました。
師匠は子供を案じる生徒さんを落ち着かせてから電話を切り、生徒さん親子にある修法をかけました。
師匠が修法を始めて数時間後、病院の検査が終わって、生徒さんは医者から結果を知らされました。
腹腔鏡手術か、開腹手術か。どちらの手術を受けるかで、子供の未来にも大きく影響します。
緊張しながら答えを待つ生徒さんに向かって告げられた言葉は、
「お子さんの癒着範囲は狭く、これなら腹腔鏡手術を受けられます」
というものでした。
腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて難易度が高く、時間もかかります。
幸いな事に、その病院には熟練の執刀医が在籍しており、準備を終えると子供は手術室に運ばれました。
数時間後、先生が修法を終えられたのと同時に手術は終了、結果はもちろん成功です。
師匠は嬉し涙を流す生徒さんから連絡を貰い、後日行われたセッション中にも、何度もお礼を告げられたそうです。
検査前は、子供の症状から「開腹手術になる可能性が高い」と言われていたのに、蓋を開ければ腹腔鏡手術で済む範囲の癒着でした。
更には、ここの病院には腹腔鏡手術の経験豊富な執刀医が在籍していて、他の手術がなく、手が空いていた事もお子さんに味方しました。
これらの事は、勿論偶然ではありません。
師匠の修法は秘伝であり、力のある人が行えば、非常に強い力を発揮します。
渾身の霊力を籠めて師匠が願い、ご神仏様がお力を貸して下さったが為に、この奇跡は起きたのです。
生徒さんの子供は順調に回復して退院し、今は元気に学校に通っているそうです。