居間に通されると、既にお寿司がテーブルの上に置かれており、歓迎されている…
と嬉しくなりました
が立派なかまぼこがテーブルに鎮座していたので、あれ?っと思っていたら彼氏君のお母さんがやって来て
「銀子さん、ここに座って
●●(彼氏君の名前)、アンタはここ
」
と指示し、てきぱき動きつつの物凄いマシンガントークで口を挟めず、中々高級かまぼこが渡せなくて、このままではいけない
と思い、
「あのっ…、つまらないものですがっ…
」
と勇気を出して言おうとすると彼氏君のお母さんが被せるように言いました。
「お寿司もあるけどこの日の為に私の実家の小田原からかまぼこ取り寄せたのよー
美味しいのよ、小田原のかまぼこー
」
だ、出せねぇー
Σ(゚□゚;)
高級かまぼこ出せねぇー

せめて保険にもう一種甘いものでも買っておくべきだった…
小城羊羮と迷ったんだよなー
「とらやの羊羮もあるからね
食べてね
」
あぁっ…どっちもアウトだった…
「あの、つまらない物ですが…」
と諦めてかまぼこを渡し、味の違いをお楽しみくださいとかなりしょげて渡しました
彼氏君のお母さんは大して気にしてはいないらしく、そのまま和やかに夕御飯が始まりました。
しかし、お寿司を食べるとマシンガントークと共にまたお寿司を勧められ、なんやかんやで20カン食べ、苦しいと思っていたら煮物がやって来て食べ、煮物を片付けたらキンピラがやって来て、小田原のかまぼこも勧められ、あ、そろそろ死ぬかもしれない…と思っていたらデザートにイチゴとメロンとリンゴとミカンと羊羮





そして止まらないマシンガントーク
無理ー

もう無理ー

目が虚ろになってきたのをようやく彼氏君が察知して彼氏君の部屋に移動しました。
続きます。


が立派なかまぼこがテーブルに鎮座していたので、あれ?っと思っていたら彼氏君のお母さんがやって来て
「銀子さん、ここに座って


と指示し、てきぱき動きつつの物凄いマシンガントークで口を挟めず、中々高級かまぼこが渡せなくて、このままではいけない

「あのっ…、つまらないものですがっ…

と勇気を出して言おうとすると彼氏君のお母さんが被せるように言いました。
「お寿司もあるけどこの日の為に私の実家の小田原からかまぼこ取り寄せたのよー

美味しいのよ、小田原のかまぼこー

だ、出せねぇー


高級かまぼこ出せねぇー


せめて保険にもう一種甘いものでも買っておくべきだった…

小城羊羮と迷ったんだよなー

「とらやの羊羮もあるからね


あぁっ…どっちもアウトだった…

「あの、つまらない物ですが…」
と諦めてかまぼこを渡し、味の違いをお楽しみくださいとかなりしょげて渡しました

彼氏君のお母さんは大して気にしてはいないらしく、そのまま和やかに夕御飯が始まりました。
しかし、お寿司を食べるとマシンガントークと共にまたお寿司を勧められ、なんやかんやで20カン食べ、苦しいと思っていたら煮物がやって来て食べ、煮物を片付けたらキンピラがやって来て、小田原のかまぼこも勧められ、あ、そろそろ死ぬかもしれない…と思っていたらデザートにイチゴとメロンとリンゴとミカンと羊羮






そして止まらないマシンガントーク
無理ー


もう無理ー


目が虚ろになってきたのをようやく彼氏君が察知して彼氏君の部屋に移動しました。
続きます。