以前、母さんに彼氏君を会わせた話をアップすると書いておきながらすっかり忘れてたのであげときます。
会う約束の日の数日前から母さんは股関節に炎症を起こし、風呂とトイレ以外はほぼ寝たきりになっていました。
動けないだけで口は達者なのであれしろこれしろと指示され、むーっと思いながらも家の事はしてましたが
たまにご飯作ってる時に今食べたいからアイス持ってこいだの
持ってきたら小豆アイスじゃなきゃ嫌だとか
小豆アイスを食べながら喉乾いたから水持ってこいだの
持ってきたら飯はまだかとろくさいだの
完全に子供のワガママになったときは『うるせぇ』と足をつついて黙らせてました(酷)
症状は薬で回復する非常に軽度なものみたいだったのでよくなるまでは…と思ってましたが
この人年取って介護状態になると大変だろうな…
脱線しました、戻ります。
会う日の前夜、多少は動けるようになってましたがまだ痛い痛いと言うので
「事情を説明して日にちをずらしてもらおうか?」
と何度目かの提案と説得をしましたが
「それは出来ない」
と何故か強い意思で突っぱねられとうとう当日の朝になってしまいました
支度をしているとやはり痛そうにしている母、近くのファミレスで待ち合わせの為、
「家に来てもらう?」
と妥協案を持ちかけましたが
「掃除が出来てない」
と拒否
「ファミレスまで私が運転するよ」
の妥協案も
「お前の運転は信用できない」
と拒否
玄関で辛そうに靴を履く母さんに
「せめて杖だけでも…」
と中学時代、山登りで使った杖を差し出しましたが
「山脈名が書いてある杖なんて要らない」
と頑なに拒否
仕方なく、「足を引きずる所は見られたくない」と言い張る母さんとかなり早めに家を出ました
痛みに耐えながら運転する母さんを見ながら
大丈夫かなぁ、
事故らなきゃいいなぁ、
何でここまで頑張るのかなぁ…
…修行?
などと考えながら約束の30分前に到着しました。
続きます