朝が好き。

 

町の空気が好き

音が少ないところが好き

どこか遠くの音が聞こえてくるのが好き

一瞬だけ、朝がある。

夜から朝になったときが、朝。

 

朝、空にいろんなものをとばして、夜になったら戻ってくる。

夜にはそれが包み込んでくれる。

 

だから少し、夜は特別で。

 

好きじゃないのに、なくなったら困るもの。