忘れもしない8月30日

友人の車に同乗中
浅草の自宅に向かう途中での災難…

当日は浅草サンバカーニバルが開催されていた為
歩道も道路もかなり渋滞していた

私達の車は横断歩道のかなり手前で警備員から一旦停止を命じられた

何故かと云うと
信号が変わったのもあるのだが、
横断歩道の幅では足りないほどの歩行者が
一斉に横断する為、車との距離を取る意味合いもあったのだろう





事故はその時起こった…




突然右方向から濃紺色のワゴンの姿が横切り
次の瞬間右前方からガクン!と揺れる衝撃と
ギギギと鈍い音と共に振動が響いた

赤信号で停車中
しかも私達の車は二車線の第二レーンに居たにも関わらず?!

突然の事に呆気に取られて居ると
相手方の運転手
40…50代位だろうか?の女性が降車して此方に怒鳴りこんできた

友人も言われる筋合いの無い暴言に腹を立て言い返すも
相手は全く聞く耳を持たない様子

幸いにも辺りにはイベントの為に配置された警察官や
警備員が多数居た為、
直ぐ様言い合いは停止され
近くの交番まで移動

早々に事故係が到着して
先ずは運転手同士が呼ばれて現場検証

更に友人の車に一緒に同乗して居た私の居候先の屋主と
私自身、肩や首、背中に鈍い痛みを感じた為
接触が人身事故に切り替わり
運転手と共に実況見聞を受ける為、浅草警察署まで移動した

警察署では一人ずつ呼ばれて事故当時の様子を話すのだが、
私は緊張の為に胃痛と軽い過呼吸発作に襲われていた…

屋主が私の体調を心配して
調書を取る際には女性の警察官をと言ってくれた為、
優しげな女性警察官に対応してもらい
事故の実況を丁寧に説明した


その後
相手方の取り調べも終わり部屋から出て来るも、
女性は此方に目を合わそうともしない…

既に警察官から100:0の割合で自分が悪いと説明されて居るにも関わらず…!


堪り兼ねた屋主が女性に注意を促すと
シレッとした顔で
『事故は当事者同士の問題だから、運転手としか話しはしない』とのたまうので、
『同乗者も事件の当事者だ!』と正すとようやく此方に顔を向けた…


帰りしな
女性が私の前に立ち
『お手間を取らせてすみませんでした。
連絡は保険会社の方からしますんで』と言って
スタスタと先に帰って行った

その態度や口調には
全く反省の色は伺えず

何より事故に関しての謝罪の言葉は一言も無かった…


結局診断書を取ろうにも
その日は土曜日
更に既に午後になって居た為救急でも整形外科が見付からず

病院での診察は
月曜日まで先送りになってしまった…


当日は肩と首に突っ張る様な痛みがあったが

次の日にはそれに腰の痛みが追加されて居る…


本気で憤りを感じずにはいられない…