今現在…東京方面
暴風雨と激しい雷に襲われてます…

仔猫は雷が嫌いです…
大嫌いです…

ていうか…もうただただ恐怖です…

何故そんなにも雷に恐怖する様になったか…
それは幼少時のトラウマにあります…


あれはまだ私が小学校1、2年の頃…
その日はたまたま一人で帰路に付いてました。

私の数m先を若い女の人が歩いていました。
空はどんより暗く今にも雨が降りそうでした…

私は早く帰ろうと思い、走り出そうとしたその時…

空が大きくドンッ!と轟いて、
一瞬辺りが眩しく照らされました。

その光は次の瞬間一本の筋になって…
前の女性の頭上に降りると、
パシッという破裂音を残して消えました…

多分1、2秒程もない位の出来事なのに…
あの時は妙に長く時が感じられて…

それからまるでスローモーションの様に…
ゆっくりと女性がその場に倒れ込みました…

一瞬ビクンッと身体を震わせた後、
女性はピクリとも動かなくなりました…

それから焦くさい臭いが漂って来て…
女性が立っていた辺りの道路が、黒く変色していました…


私は目の前で起きた出来事を、
的確に頭の中で整理出来ない程にまだ幼く…
ただ『恐怖』から、

その場を大声で泣きながら走り去りました…

どの経路を辿り、家路に着いたのか…
泣きじゃくりながら母親に何かを訴えたのか…
その辺りの記憶は、
興奮していたせいか定かではありません…


その後、あの女性はどうなったのか…
命を取り止めたのか…
亡くなったのか…

未だに判りません…


あの時私がもっと歳が上で…
直ぐに救急車を呼べる機転があったなら…と、

今でも悔やんでしまうんです…


それ以来私は、
雷の音も光も恐怖に感じる様になりました。


もし街で、
雷が鳴り出して、
近くに突然頭を抱えて、しゃがみ込む小柄な女が居たら、


それは私、仔猫かもしれません。


今も此れを打ちながら…怖くて指先が冷たくなってて…

痛いです…


そして…
今居る場所は…


布団の…中です(*;△;*)