はじめて草履のかかとを自分で交換してみました。


とても汚い履き古した草履裏の写真が出てきます!

写真加工は施しましたが、繊細な方はこの先はご覧にならずに引き返してください!


さて。

浅草の問屋さんで購入した本革シルバー色の台の草履が、いつの間にか壊れていました。

片方のかかとが無くなっていて、もう片方も擦り切れていたのです。


履き心地が良くてまるでスニーカーの様にいくらでも歩けるので、着物のお出かけでは95%の稼働率でした。


もちろん購入した問屋さんに持ち込めば、直してもらえるはずなのですが、実は手元に「草履のかかと」がありました。

どこかのデパートの着物催事でワゴンに並んでいて、

「え?売っているということは自分で交換できるんだ」

と思いお値段もリーズナブルなので購入しておいたのです。

しかもこれ、2セット入っていました。



最近、バイト先で大工仕事ばかりしているので、DIY慣れしてきたのが幸いして、トンカチとペンチで挑戦。



まず、左の残ったかかとを外します。

めり込んでいる釘を抜くのが難しいかなと思いましたが、皮なので柔らかく案外きれいに抜けてくれました。


ここに、新しいかかとを載せて釘を打ちます。

新しいかかとは幅が狭いのですが、履き古しの草履なので良しとします。

はい、出来上がり!


履いてみたら違和感ありません。





本当に汚い画面でごめんなさい!!!


素人でも草履のかかとが交換出来た事が嬉しくて、ブログに載せました。

最近のかかと一体型の草履ではできませんが、昔ながらの草履なら、修理しながら長く履けるのがわかりました。

皆様のご参考になれば幸いです。