視覚を使ったイメージトレーニング | kondoukomatum165のブログ

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脳卒中で手足が動かなくなったのは、筋肉に問題が起きたのではなく、手足を動かす脳の神経回路が傷害を受けたからです。この傷害を受けた回路は、今のところ回復させる事は出来ません。だから、現在は、傷害を受けた回路とは別の回路を新たに構築することで手足を動かすごとが出来るようにリハビリするのです。

 

さて、この新たな回路を作るには、視覚が大きく作用するという考えがあります。私は発症当初から、次のような事をしていました。単なる疑問がそうさせたのです。

 

足を揃えて延ばした両膝に、麻痺手と非麻痺手を開いて揃え、両手の平を上に向けて見つめました。そして、両手を見つめたまま同時に握ろうとしたのです。当然ですが麻痺手はピクリともしません。手に念力を送るような気持ちで、両手を見つめながら握る努力を続けていました。何日かすると、麻痺手の指先にピクリとするのを感じたのです。

 

今考えると、この事はマジナイでも何でもなく、このような動作を続けることで非麻痺手の動きが視覚を通して、麻痺の左手を動かす神経回路が少しだけ構築されたのだと思うのです。つまり視覚を使ったイメージトレーニングだったように思います。