8号墳の全景です。

今回も少し間が開いていますが奈良県桜井市にある大和朝倉の古墳の続きです。忍坂古墳群の後は朝倉台住宅街を15分程北に歩いた場所にある竜谷古墳群です。

住宅街は坂道も多く大変でしたが住民の方にセールスマンと間違えられ話しかけられたり楽しく歩けました。公園に着くと高さのある墳丘が見え直ぐにここだと分かりました。

8号墳の石室です。

竜谷古墳群も前回の忍坂古墳群と同じく昭和49年の外鎌山(とがまやま)宅地造成に先立つ発掘調査で見つかった古墳です。

此方の8号墳の大きさは不明ですが見たところ直径が15メートル程でしょうか?石室は天井等有りませんが長さが4.5メートル、最大幅が2.4メートルです。出土品としては水晶製三輪玉や耳環、鉄鉾、鉄釘、太刀の金具である責金具.留金具等です。これ等より古墳は6世紀後半よりやや下がる築造と考えられています。この地域をおさめていた豪族の首長のお墓だと想像します。水晶製の三輪玉は一度見て見たいですね!



7号墳の石室です。

8号墳の隣には竜谷7号墳が並んで築造されています。住宅街の公園の中にこのような立派な石室がありびっくりしました!石には苔が拡がり公園と一体化し自然な雰囲気がします。此方は天井石も残されていますので中に入ってみたいと思います。


7号墳の石室、奥壁です。

大小様々な大きさの石が奥壁に積まれています。五段積みの様です。上の二段の石の左右の石の大きさが全然違うのが面白いです。よくバランスがとれてると思いますね!それと床の小さな石の枠が気になります。


7号墳の天井石です。

天井石は長方形の石が五枚程積まれていました。石の色が一つ一つ違うのがカラフルで楽しいですね。忍坂古墳群の石は榛原石が多かったので此方も榛原石でしょうか?

7号墳の側壁です。

側壁も様々な大きさの石で積まれています。それでも石室の内側だけはどの石もほぼ平らに加工されていますね。


7号墳石室内部からです。

竜谷7号墳は右側に袖のある片袖式の石室です。玄室長さは約3.4メートルで幅が約1.75メートルです。古墳の前には住宅街が見えます。


7号墳の墳丘です。

7号墳の直径も不明で此方は形が少し分かりにくいのですが約20メートル程でしょうか?出土品としては金銅製飾金具や鉄釘、刀子、須恵器等です。これ等より古墳は6世紀の後半の築造と推定されています。保存状態のいい古墳でした。


9号墳の石室です。

此方は7号墳の隣にある9号墳です。小高い丘の上に石室らしきものがありました。幅が55センチの木棺直葬であったと考えられています。築造は6世紀初頭で公園内では一番古い古墳です。此方も内部に小さな石の並びが有りますね。


6号墳です。

9号墳の麓には石室も崩れて見えなくなった6号墳が有ります。かつては左側に袖のある横穴式石室があったそうです。出土品には金環や鉄刀片、須恵器、土師器等です。これ等より古墳は6世紀の前半の築造と推定されています。解説板がなければ古墳とは気付かなかったと思います。後になり石室の石らしきものがいくつか落ちていたと分かりました。


6号公園の桜です。

あまり綺麗には桜は撮れていないですね。ベンチの奥には竜谷8号墳が見えています。



6号公園の武人埴輪レリーフです。

公園内にはいくつか埴輪や壺等のレリーフがありました。


駅前の桜です。

6号公園で少し休んでから駅まで戻ってきました。朝倉台の古墳は幾つか公園の中に保存され残されていて良かったです。公園の他の古墳は残されているか分かりませんが又探しに訪れたい場所だと思いました!


近鉄朝倉駅です。

朝倉行きの電車にはよく乗りますが、初めて降りた駅でした。未だ見ていない古墳もありますので又訪れたいですね!