11/20~24、京都の次女んちにお泊り。

御室仁和寺駅 下車。駅名表示はなぜ「御室駅」なの?

初めて降り立った駅だわー。
そして今回初めて訪れた・・・

世界遺産。
門跡寺院なので御室御所(おむろごしょ)の別名も。
古典の授業で出てきた「仁和寺の和尚」のアノ仁和寺だーっ
とちょっとテンション
(笑)


今回コチラに来たのは、「秋の特別拝観」で見たいものがあったから。
*これについては後ほど述べますね。
二王門(「仁王門」の間違いではなくコチラではこの表記)は重要文化財。



立ってるおじさんと比較すると、その大きさがわかるでしょ?
御殿は、大玄関から白書院、宸殿、黒書院、霊明殿へと回廊でつながっています。




五重塔もその左下の飛濤亭(ひとうてい)も重文。
飛濤亭は光格天皇(江戸時代後期に在位)が自ら設計に携わり、生涯愛した茶室だそう。

高貴な方(天皇)にふさわしい折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)。
欄間の細工も細かいことっ



襖を彩るのは原在中から連なる原派の原在泉(って名前は初めて知ったけど
)の絵。

とても華やか


宸殿の華やかな襖絵とは打って変わって、これもまたイイじゃないですかっ




御所にあった紫宸殿を寛永年間(370年以上前
)に移築したものだそうで国宝


この金堂ではこのたびの特別拝観で、なんと!372年もの間、一般の人々の目に触れることのなかった裏堂(仏像が安置してあるところの裏側)を初公開

裏堂の壁面には 五大明王(一番有名なのは不動明王ですね)が描かれているのです

最小限の明かりがともされ薄暗~い中(照明や日光に晒すのは退色の大きな原因になるでしょうからね)で見る明王たちの絵は、それはそれは鮮やかでした。
まるできのう今日描かれたのではないかと思うほどに。
暗い中で守っていくことがどんなに大切かわかりました。
ありがたや、ありがたや
このほか特別拝観では重文の 経蔵 も内部を見学。
768もの経箱が納められた(ほんとに全ての引き出しにお経入ってんのかなー?などと罰当たりなことを思ったりして
)、回転式の八角形の収納庫(八角輪蔵というそう)は巨大で圧巻でした。



霊宝館では入ってすぐに国宝の阿弥陀三尊像があり、これまた有難~い気持ちに
平安時代から存在してるなんて、すごいことだわ



・・けど広いから圧迫感なし



・・・・・
2時間たっぷり仁和寺で過ごしたあと、嵐電~地下鉄で四条へと戻りました

大学の終わった娘と合流し、晩ごはんへ
晩ごはんレポはここ


ついつい「帰ってデザートとイキますか
」とケーキ購入


チョコモンブラン(こんな名前じゃないかもだけど)とクープ・ド・フーダン(キャラメル・ミルクチョコレートスにヘーゼルナッツとオレンジピール入り)、どちらも美味でした
