関西たび5日目、7/3。
この旅もいよいよ最終日です

朝のんびり起きて、朝ごはんも軽めにし、3人でお昼にやってきたのは・・・

山玄茶(さんげんちゃ)
ここ数年ミシュラン一つ星をキープしてるお店です。



では5500円のコース、スタート





先付ですが、この白いのは山芋潰して葛で固めたんだったか何だったか・・

そんな豆腐仕立てみたいなヤツにウニを射込んであります。
上にはイクラ、添えてあるのはさいまき海老と水前寺海苔。
しょっぱなから胃袋つかまれました


そりゃもうポン酒
ですよ


好みを言って勧めてくれたのが、島根の「王禄」という超辛口純米。

地元のお酒もってことで、京都・伏見の「桃の滴」も



やっぱ京都でこの季節っつったら鱧ですかね~

アタシ、鱧のおとしを梅肉で食べるヤツはそんなに好きじゃないんですけど、お吸い物に入ってるのはやわやわ~、ふわふわ~で好きだなぁ~

これね、鱧の向こう側のはお餅なんです。
お餅と冬瓜。
夏のお吸い物の椀だねにお餅使ってあるって、珍しくないかなー?
でもすごーくおいしかったんだ~~
生姜がきかせてあってね




お造りは屋形船に乗ってやってきました(笑)
夏らしくてよいわ~

たっぷりのお野菜とともに食べるって趣向も面白い

しかも手前にあるコレ、マスカルポーネチーズとポン酢を合わせたものですってーー

このマスカルポーネポン酢が不思議と合うのよねー、お刺身にっ




焼き物はビワマスの酒塩焼き。
おろし大根に刻んだ野沢菜を混ぜたものを添えて食べると、ちょうどいい塩梅。
「お好みで割り醤油をつけて」と添えられていたので、つけて食べてもみましたが、味濃すぎ
とアタシは思いました。


うわぁ~、なんかお面みたい

これ梶の葉っぱなんだって

「梶の木」って木があることを知ったのは、確か去年大阪の四天王寺に行った時。
そこに植えてあって、昔々、七夕の時にはこの葉っぱの裏に願い事を書いてたという説明が・・つまり短冊の原型ですね。
そんな七夕にゆかりのある梶の葉を、この時期のお料理のしつらえに使うなんてニクイじゃないの~

しかもお店の方が自ら山に行って取ってきたものだそうです。

梶の葉をぴらりと取ると・・・
うわぁ~、ここに来て、またまたお酒がすすむものばかり(笑)
器の中のは大徳寺麩とキュウリの胡麻和え。
揚げてあるのは小鮎。
アタシの大好物のとうもろこしの天ぷらもある~



鯖寿司も~~


・・で、当然ポン酒追加

おいしかったので、「王禄」をリピート

酒器もバラエティに富んでて楽しいね



炊き合わせはにしん・ナス・赤こんにゃく・いんげん。
ちょーーーどいいお味で言う事なし。
こちらの店主さんは滋賀県出身ってことで、この赤こんにゃくもアチラの名産だし、さっきの小鮎、ビワマスにしても琵琶湖名産(ってかビワマスは琵琶湖にのみ生息する固有種なんだそう
)。

こだわってらっしゃるんですね~。
このお店ももともと滋賀県でオープンしたのだそうで、京都祇園の地に移転してきて9年らしいです。

お、ご飯の友が出てきました。
ひじきに生の水菜ちょこっと混ぜると、しゃきしゃきアクセントになっておいしいなぁ

これならマネできる


ごはんも近江米だそうで、おいしくっておかわりしちゃった~

里芋のお汁は、赤味噌の上澄みだけを使ったお汁だそうで、上品な赤だしってカンジでめちゃウマでした


グレープフルーツゼリー&レモンシャーベットにフルーツ。
トッピングにブルーベリージャム。

最後の最後にわらびもちまで出てきました

・・いや、最後の最後は、小さな壷から、手のひらにこんぺいとうを振り出してくれたんだった(笑)
突然のことだったので写真撮れなかったけど


あー、おいしかった。ごちそうさま
お料理代金のほか、チャージ料一人につき500円がかかります。
カウンターのほかに個室があるようです
・・・・・
お店をあとにし、腹ごなしにちょっとブラブラしたら、長女とはお別れ

夕方からサークルの集まりがあるというので、河原町駅で次女と見送りました
そしてその1時間ほど後に、次女とも別れてアタシは九州への帰路に着きました。
娘たちには、来月にはもう会えるしねー
、別れは淋しくなかったデス


12:00~14:30(入店13:00まで)
18:00~21:30(入店19:30まで)
定休日:毎週火曜日(変更有)
定休日:毎週火曜日(変更有)
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