双子娘
が帰省中、母もオットもみんな揃って 都や(つや)へお昼を食べに行きました。

「母も」っつーか、母がスポンサー様
でしたけどね(笑)


この季節にぴったりの桜の敷紙


先付は、左から蛍烏賊の沖漬け、にし貝と分葱の酢味噌掛け、合鴨ロース煮。
蕨が添えてあるのが春らしい

アタシ、貝って帆立貝柱とアサリ・ハマグリ・ムール貝以外は、あまり積極的に食べないんですが、あらぁ~おいしいわ~
にし貝に酢味噌


合鴨、少し甘めの味付けが和食ってカンジ。おいしぃ~~ん




続いてお椀。椀種の真丈は中にハマグリがまるっと入ってます。
真丈は固め。ふわふわのほうがおいしいと思うけど、それだとハマグリから真丈が剥がれちゃうのかな~



写真ではわかりにくいけど、あおさ海苔もたっぷり。
見込みが黒の塗りのお椀では、せっかく春
を感じさせてくれるはずの、あおさ海苔の鮮やかな緑が目立たなくて残念・・


周りにぷかぷか浮いてるのは、これまた春を告げる山菜、独活(うど)。

お造りは、帆立貝柱、ミル貝、鳥貝、赤貝・・と、貝のオンパレード

お品書きには書かれてなかった、鯛もキモチ入ってましたが(笑)
先付のところにも書いたとおり、貝類はどちらかというとあまり好きじゃないため、これ見た時は正直ゲンナリしましたが
、食べてみるとコレはコレでおいしいのよね


添えてあったのが醤油じゃなくて、ゴマだれだったのも、お魚の刺身に比べてコクのある貝のお刺身には合ってると思いました。
ただ、鳥貝はやっぱあんまり好きじゃない
(くにゃくにゃ食感がニガテなのよね・・ホルモンとかもさ・・
)


それにしても、先付でもにし貝を出し、お造りでさらに貝づくし・・とは、なかなかにチャレンジングな献立ではないかと思う

貝好きな人にはいいけどね

この日はたまたまお刺身にするのに向くイイ魚が入らんかったんかなー
なんて思ってしまったけど、調べてみたら貝にも(魚ほどではないけど)旬があって、それが春
だそうだから、やはり「春の献立」として考えた上での貝づくしだったのでしょう。



この日は土曜ということもあり、個室が空いてなくて2Fのテーブル席。
2Fがこんなんなってた(パーテーションなしの広間)なんて初めて知った

真ん中が、帰省中この日だけ唯一一緒におでかけできた次女。

コチラのお店のシグニチャーメニューとも言える、フォアグラ寿司。
これが出てくると毎回繰り返される会話が、今回もまた性懲りもなく・・
「これ2貫食べたいよね~。」
「いや、2貫食べたらクドいっちゃ。胸焼けするっちゃ。」
「1貫やけおいしいんよ。2貫めは絶対おいしさ目減りするっちゃ。」
「いや、3貫はさすがにクドいと思うけど、2貫までならおいしく頂ける気がする。」
「いや、やっぱ『もうちょっと食べたい』っちゅうところが勘所なんよ。」
・・とかなんとか(笑)

焼き物いろいろ。
鰆に蕗味噌のっけて焼いたもの、牛ロース網焼き、たけのこ、エリンギ。
エリンギの向こうは人参カステラ
エリンギのお隣は赤いこんにゃく。ちょっと歪だけど梅の形
してる。

お肉、やわらかーいけど、アタシには脂が重すぎて
、このちいちゃな2切れ食べるのもやっとこさでした


長女はおばあちゃまのまでもらって食べてたわ(爆)
若いってこういうことね


揚物は、白魚、蕗の薹、こごみ、たらの芽の天ぷら。春ね~


煮物は、連子鯛桜蒸し。ゆるーい友地餡で仕上げてあります。
菜の花も添えてあって春らしさ全開


鯛の身でくるまれたピンク色の道明寺、キレイ~

桜の葉も一緒にいだたきますとまるで桜餅
みたいです。

母など「中にあんこがほしい」と言ってました(笑)
・・いや、鯛には合わんと思うしー


お食事は焼きおにぎり茶漬けか稲庭饂飩が選べて、アタシ・長女・母は稲庭饂飩冷たいの。
あ~~、おいしっ

ただ欲を言えば、薬味は生姜じゃなくてわさびのほうがよかった


オットと次女はあったかい稲庭饂飩。
これもまたおいしいんだよね

今回、焼きおにぎり茶漬けは人気ゼロでした(笑)

デザートは、豆乳ムースにカスタードクリームがけ。
甘さ控えめだけど、下に隠れたリンゴの蜜煮
と一緒に食べるとちょうどよかった


以上6000円(税込)のコース。
もちろんお昼といえども、ビール
にワイン
冷酒
までたんと頂きました




母よ、ありがとう。スマンね


3世代ガールズ勢ぞろい
懐食 都や(つや)
北九州市八幡東区石坪町5-27(地図)
093-652-4128
11:00~15:00(O.S.14:00)、
17:00~22:00(O.S.21:00)
定休日:火曜日
Pあり