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『地球が静止する日』(左)が2009年の1本目でした。

「(地球という)こんなにも多くの種が生存できる星はほかにないというのに、人類というただ1つの種のために滅亡しようとしている。私は地球を救うために人類を滅ぼしに来た。」と、イケメン宇宙人のキアヌ・リーブスが言うワケですよ。

まさに人類存亡の危機なワケですが、宇宙人相手に人類はいったいどう対抗して、いったいこのドラマはどこに着地すんのよ?と思ったら、「あぁ、そこですか・・」ってカンジでした(;^_^A アセアセ
スピルバーグの『宇宙戦争』の結末と同じくらいの脱力感・・(笑)

まぁ、「地球温暖化」など、まさに地球の危機が叫ばれている昨今なので、こういう結末でもいいのんか・・。
・・ってか人類と宇宙人が真っ向から戦って人類に勝機などあるはずもないので(笑)、『宇宙戦争』にしても、コレにしても、致し方ないんだろうねぇ・・。

でもキアヌってやっぱカッコイイ♪(ジョニーとはまったく別のベクトルだけど・・)

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『ワールド・オブ・ライズ』(右)はレオ(ナルド・刑事プリ夫)が『ブラック・ダイヤモンド』に続き、またも挑んだ社会派サスペンスアクション。

CIAのエージェントとして、ヨルダンで命を危険にさらし飛び回るレオに対し、本国アメリカから携帯電話で指示を送るだけの上司ラッセル・クロウ。
大きな邸宅で家族に囲まれてぬくぬくと生活してるメタボなラッシーと、日々命の保証すらなく、生傷絶えないレオの対比がおもしろい。
レオとしちゃー、「事件は現場で起きてるんだーー!!」(by 湾岸署の青島刑事)ってなモンで「やってらんねぇー(∴`┏ω┓´)/」ってカンジよねー(笑)

図体はデカイけど、いかんせん童顔のレオが、ゆくゆくはどういう俳優さんになるんだろう?と人ごとながら心配してましたが(笑・昔はファンでした。)、こういうジャンル、向いてんじゃないの?!
銃を撃つ姿なんてカッコいいもーん♪

こりゃ最後まで息をもつかせぬ展開で面白いドラマでした(*^-゚)vイエイ♪


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『K-20 怪人二十面相・伝』(左)は娘らと鑑賞。

サスペンスドラマのお約束「一番犯人らしくない人が犯人」ってのを忠実に守ってる内容でしたが(笑)、その結末に至るまではなかなかに面白い冬休み映画でした。
北九州でもロケをしてるので、「あ!ここ、見たことあるー!」っていう楽しみもあったし、ねd(⌒ー⌒)

ただねー・・・金城武って顔は好きなの!
だけどね、彼ってバイリンガルじゃない?(・・どころかトリリンガルだっけ?中国語は2種類くらい話せたような・・)
・・で、そのせいか(?)日本語が、もちろんインタビューなんかで聞いてる分には十分に流暢なんだけど、セリフとなるとちょっとだけなまってるみたいな(要するに「自然なセリフ回し」に聞こえない)、聞いててお尻がもそもそするカンジ(笑)がするのよねぇー・・あのちょっとくぐもったカンジの声質のせいかなー?

こんなこと感じるの、私だけかな?(^^ゞ

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『アンダーカヴァー』(右)はタイトルどおり潜入捜査の話です。

アウトローな弟ホアキン・フェニックスと優秀な警察官の兄マーク・ウォルバーグが、父親を殺したマフィアを相手に弔い合戦をするんですが、反目しあっていた兄弟が力を合わせて・・って人間ドラマにも重きを置く一方、マフィア相手のスリリングな展開もあって、なかなか面白い一本だった、と。
まぁ、「え?そんなのアリぃー?!」っていうご都合主義なトコロもあったにはあったけど・・。

マークって童顔のマスクにマッチョな体ってトコが結構好きなんだけどもぉー、(役柄とはいえ)「髪の毛7:3分け」にはそのキモチも萎えます( ̄◇ ̄;)


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『チェ 28歳の革命』(左)はチェ・ゲバラの生涯を描いた2部作の1作目(続く2作目『チェ 39歳 別れの手紙』は1月31日公開)。

お恥ずかしながら私がチェ・ゲバラについて知っていたのは「キューバ革命の立役者」ということだけ(;^_^A アセアセ
彼がもともとは医者だったことすら、コレを見るまで知りませんでした・・。
要するにTシャツなんかにプリントしてあるチェ・ゲバラのイラスト見て「あ!チェ・ゲバラだー!」ってわかるって程度だったワケです。

この1作目では、彼とカストロがキューバ革命に成功したトコまでが描かれていて、このあと彼はキューバ同様に苦しんでいる南米の他の国をも救おうと、家族も捨てて旅立つワケなんですが・・

(いっしょくたにするのもどうかと思いますが)自爆テロにしても、チェのような革命家にしても、どうして自分の命をも投げ出すほどの強い信念ってモノを持てるのか、自分が一番大事な私としてはどうしても理解できません。
もちろんチェのような「世界をより良くしよう」と考えて行動に移せる人もいなくちゃ、この世の中わやわやになっちゃうんでしょうが、ミスチルの歌じゃないけど(♪たとえば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして、僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ<『HERO』より)、私は地球上最後のひとりになっても、自ら手を挙げることはないと思う人間だから・・。

なんか、こういう崇高な考え持った人(あ、自爆テロは「崇高」とは違いますよ、断じて!)ってのは、もはや自分とは別の種類の人間っていうか、人間の質が違うって気がしてなりません。
・・なんてことばかり考えて見ていた2時間余り・・。

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『ミーアキャット』(右)は娘らと鑑賞。
故ポール・ニューマンの声を三谷幸喜が当てるっつーんで、ちょっと軽いギャグでもはさみこんでくるんじゃないのぉー?とか思ってましたが、そんなこたぁ全くなく・・(笑)

とにかく見ててかわいい♪
・・だけど途中コブラや他のへびに襲われたり、ってシーンが数回にわたって結構長くあり、とにかくへびが大ーーーーーーっきらいな私(へび年生まれなのに(笑)・・TVでへび出てくると即座にチャンネル変えます。こうして「へび」って文字を打つのすら心地悪いッす。漢字やカタカナにするのはもっとキツい・・のでひらがな(爆))はかなり長いこと目を手で覆っていなければならず、おまけにそんなシーンは突然にやってくるので、驚いて手を即座に目に持っていこうとするあまり、手をシートのひじかけにぶつけて痛かったのなんの!・・へびめっ!!(`Д´) ムキー!


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『ラースと、その彼女』(左)の右端の、なんだかわかります?
ラブドール(昭和生まれの方には●ッチワイフと言ったほうがわかりイイか?(* ̄m ̄)プッ)です!
隣に座ってる青年ラースはとっても内気で女の子と付き合うなんてとんでもない!ってカンジなんだけど、ある日会社の同僚が見ていたラブドール通販のサイトで気に入っちゃったのか、自分ごのみにカスタムメイドした、このビアンカちゃんをお取り寄せしちゃって、しかもラース自身、このビアンカちゃんが遠くからやってきた、正真正銘のナマ身の恋人だと思いこんじゃってるワケなのよねー(笑)
・・痛い!イタすぎる(/ω\) ハジカシー

だけどね、ラースの周りの人たちは「アンタ頭おかしいんじゃないのー?!それって人形じゃんよー!」なんて言わないのよ!
それどころか、町ぐるみでそのビアンカちゃんをほんとの人間のように扱ってくれるの。
・・それはもちろん、心やさしい青年ラースのことがみんな好きだから。

なんだか不思議だけど、あったかい気持ちにしてくれるファンタジーよー(´ー`*)。・:*:・

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『ワンダーラスト』(右)は50を過ぎてもマッチョな体でPOP界に君臨する女王、マドンナ初監督作。

ロンドンを舞台に、夢を追い続けながらも思い通りにはいかず、なんだかなぁーと思いつつも、なんだか楽しげに生活してるルームメイトの若者3人(男1人・女2人)。

どうせスターが道楽で撮った映画でしょ?グダグダでしょ?どうしようもないんでしょ?と思いつつ見たせいか(笑)、意外と面白かったりして・・(;^_^A アセアセ

マドンナの若かりし頃の姿も投影させているという(彼女は有名バレエ団にいたんだよねー。この3人のの中のひとり、ホリーは、ロイヤルバレエ団で踊るべくバレエのレッスンを続けてるけど、チャンスに恵まれずストリッパーで生活を立ててるんです。マドンナも生活のために脱ぐ仕事もしてたしねー。)から、なんだかスクリーンからね、今では大人になって、お金も名声も何もかも手にしたマドンナの「アノ頃、お金なかったけど、いろいろ無茶もしたけど、楽しかったよね~♪なんか毎日一生懸命だったよね~♪」みたいな、懐かしさ、若者3人をいとおしく見つめてるようなあったかさを感じました。

・・でもしんみりするようなモンじゃなく、あくまでもPOPな仕上がりってことで(*^-゚)vイエイ♪


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『アラトリステ』は主演のヴィゴ・モーテンセンがカッコよすぎなので、↑写真2枚の大サービスです(笑)<要するに自分へのサービスってことか(゚∇^*) テヘ♪

17世紀のスペインで、戦場では国王の傭兵として武功を立て、平時にはマドリードで剣客として生計を立てていた腕利きの剣士アラトリステ。
剣の腕が立つのはもちろんのこと、ひとりの女に一途な愛を捧げる姿、まこと色っぽい。

『ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス』『イースタン・プロミス』と来て、この『アラトリステ』
この3作、一貫してヴィゴはセクシーだ!( ̄∀ ̄*)イヒッ
セクシーと言っても、ムンムンした色気じゃなくて、なんというか枯れオヤジのセクシーさね(*ノノ)キャッ

私はジョニー(・デップ)がなんといっても好きだけど、ことセクシー度にかけてはヴィゴのほうが上のような気がするのです。
まぁ、たまたまこの3作の役柄がそう思わせたのかなー?(笑)

これ、ドラマとしても、陰謀、女の裏切りなど盛りだくさんで、見応えある1本でした。