パソコンの中を整理していると懐かしい文章が出て来ました。

無錫で暮す生活を書きとどめて置きたいと、ホテルで書いたものです。

かなり古いので参考にはなりませんが、

定年後を過ごした生活が少しはご理解いただけると思います。

少しづつ連載していきたいと思います。

滞在は2003年8月～2007年4月末の間でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2007年に書いたものです。

いくつかの高い山を越えていきました。

霧がかかり視界は良くないのですが偶然見えた山に1本の道があり、

もしかして万里の長城？？違いますと崔さんから指摘がありました。

着陸20分ほど前でした。

済南空港に着いた瞬間に暑いと言葉が出てしまいましたよ。

ターンテーブルから荷物が出てきます、Aさんのスーツケースが破損しています。

係員に話すと交換可能でしょうかと言ってきた。

航空会社控え室に2人が向かい品定めに出かける。

私も遅れて覗いて見ました。

控え室には新品のスーツケースが沢山さん並べていましたよ！

小さなカバン店ほどの見本が並び、ここからここまでの商品を選んでくださいと

係員は言っていました。

新品のスーツケースを押して戻って来ました。

荷降ろしが乱暴ですね、台車に投げるように積み込んでいます。

それて中国製の布スーツケースは、壊れやすいカバンなのでしょう。

人のいなくなったターンテーブルの近くで荷物の入れ替えをしました。

とにかく暑い、タクシーに乗ってもクーラー掛けているの？

と疑うほどです。

10分ほどたち微かに冷気が流れてきました。

街も黄砂か光化学スモッグどちらでしょうか？

鈍よりして視界が2キロほどです。

荷物をホテルに置き街に出かけましたが暑くて観光する気にも慣れません。

私の温度計は夕方ですが35度を指しています。

コピー商品を売る店が並んでいる韓国城にも行きましたが気に入った商品はなく、

公園をあとにしました。

立派な公園がありますね、済南にはトロリーバスが走っていましたよ。

日本では45年ほど前に姿を消しましたが懐かしく眺めていました。

私が見たのは昭和39年頃、大阪駅前の辺りを走っていましたね。

今夜泊まるホテルは済南駅前のホテルです。

3人で食事をするお店を散歩しながら探します。

贅沢な話ですが・・・・・・

国営工場の接待で頂く料理は高級で量も多いのです。

3人で食べるときは意外に質素に食べていますよ。

無錫に暮らして91