ボクの会社の同期で、
本社工場長をしているIが
新しいキャバクラに
通いはじめた。
岐阜の柳ヶ瀬にあるらしいが、
西なのか東なのかは
定かではない。
何でもオープンしたての店らしく、
キャバ嬢も
飲み食いしたがらないとか。
そのため、延長しても
それほど金額がはらない。
最近では、ことあるごとに
ここへ通いつめている。
と言うのも、
何とかそのキャバ嬢を連れだし、
やってしまいたいのだ。
過去に何回か
成功(性交)しているものだから、
そのうれしい体験が忘れられない。
先日、Iとこのキャバクラへ
行った人によると、
Iは自分のことを大会社の
お偉いさんと言っているらしい。
まあ、ボクらみたいな
アラフィフになると、
そんなことぐらいしか
自分をよく見せることはできない。
ただ、ボクの会社が
大会社かというと、
とてもそうとは言えない。
思い起こせば二十数年前、
ボクたちが就活していた年は、
もう何十年に一度の就職難だった。
ボクも、Iも、
今の会社に入社するなんて
思っても見なかった。
もう少し大きな会社に入社できると、
本人も、
周りも思っていたに違いない。
それが、Iがキャバクラで大企業と
見栄を張らなければならない
大きな原因なのだ。
最近、Iに電話すると、
よく飲みに誘われる。
そのキャバクラに行きたいのだ。
ボトルをキープしてあるらしい。
ずいぶん、ボクの会社も
景気がよくなってきたが、
それでもボーナスは
従来の半分だというのに、
よくお金がもつものだ。
娘が、名古屋では評判の
お嬢様大学に
推薦入学できるそうだ。
また、息子は
名古屋にあるキリスト教系の
難関中学に通っている。
その親父がキャバクラ通とは、
まさに神のみぞ知るである。
トホホ。