英語でいけばな講座と総会 | こなつファームの半農半XX

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自然を活かしつつ、自然に生かされつつ、恵みをお届けする

今日は草月流いけばなの英語の復習。

4/25に第一回の「Teaching Ikebana in English 基礎科Part 1」を受講しました。

今回の先生は高木水染先生。
国賓クラスの方に教えたり、現在も英語クラスを持っている方です。

22名のクラスで英語で自己紹介、40-60才ぐらいの人が多く、孫が英会話を始めたから自分も英語にチャレンジしたいという方や北海道から日帰りで来られた方もいました。

当日は、咳となんだか食欲不振の絶不調で帰宅後発熱、インフル発症したのでした。

今日はやっと復習がてら先生のテキストと聞き取った英語をノートにまとめました。


講座は全て英語。
先生はまず草月流について解説を聞きました。
花は自然のものであるが、いけばなは人間の創造力による美を作っている。

いつでも、どこでも、誰にでも、そしてどんな材料を使ってもいけられることが特色。
ということを再認識。

生徒が一番最初に習う「基本立真型・盛花」のデモンストレーションしてくださいました。

次に自分で生けて先生に見て頂きしていただいたきました。
私も含め基本型をひさしぶりにやる方も多く、結構忘れてることが多いと自覚しました(^^;

先生の英語でのアドバイスを必死でメモメモメモ
説明はテキストにもともと英語で載ってるけど、アドバイスの英語表現は載ってないから(^^;

次は、生徒同士で英語で後ろいけ(生徒からみて正面で見えるように後ろ側からいける)しながら教えるだけをやってみました。
えー?やるんだー!?とちょっと緊張しながらやりました。
(事前に会社でのお稽古で後ろ生けを練習させてくれた栗原先生に感謝です!)



終わったら今度は「基本傾真型・盛花」のデモンストレーション、自分でいける、見て頂く、生徒同士で教える。

いろいろいい加減にやっていたことを見直す機会になりました。

昨日は草月流東京西支部の総会に初めて参加(師範になってから会員になったので五年ぐらい?)。
総会だけあって流れはPTA総会と同じだった。ただ、杖をついてらっしゃる方がいるなど年齢層がかなり高い(^^;
歴代の支部長や役員経験者の参加が最も多く、同窓会のような総会だと見ていて思いました。
今回は西支部の20周年ということで、第一期支部長の高木水染先生を含む6人の元支部長のデモンストレーションがありました。写真は高木水染先生のもので、他の方は普通に生けてましたが、高木先生は後ろ生けでされてて、さすがだなと思いました。
器のガラスは先生がお好きなもので、「ガラスは透明だから全てが見える。だから(生け方を)ごまかせないから好きだ」とおっしゃっていました。見事。
しゅろの葉を安定させるためにペットボトルを熱湯で曲げたものに穴を開けて通す、枯れたしゅろの葉にシルバーや赤の色を付けて紙テープのようにして再利用する、などの技術も紹介してくださいました。

今後の発展について、歴代の支部長がおっしゃっていたこと。
・本部との繋がりをしっかりともつ
・支部ならではの活動をしっかりとやる
(昭和記念公園よみがえる樹々のいのち展、立川高島屋草月展など)
・自分の技術を高めること
・男性を一人でも入れること
(他の流派に比べて男性が少ない。)


いつもは会社の昼休みにお稽古をして時々社内に飾るだけですが、外に出てみるといろんな刺激を受けました。
新たな気持ちでまたいけばなに取り組みます。