こんにちは
高知でレジン制作をしている
伊藤 のぞみです
先日いつも使っている６６Wレジン硬化ライトの
LED球が右半分寿命で切れてしまい
左半分でしか硬化が出来なくなったので
同じライトを取り寄せ…
届くまでの間、
前に使っていた４８Wの硬化ライトを使うことに
…あれ、清原のレジン液が硬化不良を起こす。
長めに照射を当てても
照射を当てる角度を変えてもべたつきが残る
まさるの涙は同じ条件でしっかりと硬化するのに
【清原LEDレジン液】
・６６W
UV／LED硬化ライト 安定して硬化 〇
・４８W
UV／LED硬化ライト 硬化不良 ×
【まさるの涙UV／LEDレジン液】
・６６W
UV／LED硬化ライト 安定して硬化 〇
・４８W
UV／LED硬化ライト 安定して硬化 〇
気になったの原因を調べてみました
◆硬化不良を起こす原因(今回のケース)
使用した硬化ライトのLEDの波長が
清原レジン液と合っていない。
レジンが硬化する原理
・３６５㎚ (UV)
・４０５㎚ (LED)
どちらか、もしくは両方に反応して硬化
◆清原レジン液の特性
・４０５㎚のLEDにしっかりと反応
・品質が安定していて、べたつきにくい
使用するライトが弱い(ライトが古くなるとさらに弱くなる)、
波長が甘いと
光は当たっているけど中まで反応しきらない。
今回使った４８Wライトが
購入しやすい低価格帯のライトを使用したので
・波長の正確さ
・照射の均一さ
・LEDの品質、耐久性
清原レジン液が性能を発揮するための基準をライトが満たしてない事が
硬化不良を起こした原因でした。
【清原のレジン液は品質第一】
適正の硬化ライト(６６W以上)を使う事で
・中までしっかりと硬化する
・変色しにくい
・時間が経っても成分が安定
長期的にアクセサリーとして安全に使うことが可能
…
では！
何でまさるの涙はしっかりと硬化したの
コスパの良い安価なレジン液は
・幅広い波長で反応するよう作られている
・弱い光でも固まりやすい
・短時間でも表面”は”固まる
つまり
古い、出力が弱い、波長がずれているライトでも
硬化する事が出来て
レジン初心者さんでも失敗するリスクが少ない。
◆懸念点
・未硬化成分が残りやすい
・変色しやすい
・時間が経つと成分が安定しない
弱い光でも表面は固まるが、
中まで反応してない事も。
反応しきらなかった成分は
時間の経過・紫外線を浴びると
分解されて変質する可能性がある。
その結果
・変色
・べたつき
・匂いが出る
このようなトラブルに繋がる危険性があります。
◆まとめ◆
◇清原のレジン液(高価レジン液)×高性能ライト
・長期的に安全に身に着ける事が出来る
・変色が起こりにくい
作品の販売、安全性を重視して
長期的に身に着ける事を前提して作る
アクセサリー制作におすすめ。
◇コスパ重視のレジン液×低価格ライト
・硬化不良の失敗が起こりにくい
・種類が豊富で購入しやすい
失敗のリスクが少なく価格も購入しやすいので
レジン初心者さんや、
趣味でレジンを楽しみたい方におすすめ
↑↑こちらの古いモデルのライトを今回使いました
自身の用途に合わせたレジン液、硬化ライトを
選ぶ参考になると幸いです♡
