占いといえばタロット始めとするカードや易占一辺倒だった私ですが、紫微斗数の魅力に惹かれつつあります。

紫微斗数とは、中国発祥の占星術です。



一般に知られているポピュラーな星占いといえば、西洋占星術です。

特に心理を占うのを得意としており、不動の人気を誇ります。ロマンティックな世界観が魅力です。


インドにはインド占星術があります。

西洋占星術の星は実際に存在する天体と同じものですが、実際の天体の運行とズレているのだそう。

研究を重ねて、その星のズレを細かく補修しているのがインド占星術です。

詳しく占えるうえ、前世のカルマなど、インドならではの哲学的・神秘的な探究ができるのが魅力的です。


紫微斗数と星

紫微斗数は、中国で生まれました。

西洋、インドの占星術との大きな違いの一つは、星が全く架空のものであることなのです。


そしてその星は、中国の古典であり殷周の戦いを背景とした怪奇小説『封神演義』の登場人物になぞらえられています。

文王の悲劇の長男伯邑は「紫微星」、文王の軍師姜尚は「天機星」、紂王の妾・稀代の悪女妲己は「貪狼星」、殷の暴君・紂王は「破軍星」。。。


的中率も高く、何ともミステリアスな占術

です。

そしてこの星設定、小説読書好きな私にとってたまらない魅力です。


『封神演義』は中国で西遊記や三国志のようにポピュラーな小説です。

日本でも少年ジャンプで漫画連載された事があり、アニメ化もされて親しまれています。


私ももっと紫微斗数と親しみたい。。!

原著はハードルが高いので、読みやすそうな小説をさがして読んでみます。