南信義先輩(12代目)逝く | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

本年9月14日に十二代目甲南大學應援團幹事長 南信義先輩が幽明境を異にされました。享年76歳との事であります。
南先輩が在籍しておられた12代目という代目は昭和41年卒になりますが、應援團全盛の時代でありまして、当時の我が團では50名程度の團員を擁しておりました。人数が多いだけではなく個性派の團員揃いで、忌憚なく申し上げれば引退後、團室に来られると現役團員としては少々、難儀をする方が多かった訳であります。その中でも南先輩は多くの團員にとって記憶に残る先輩であります。
 
12代目という代目の先輩方はOB会活動にも熱心であられ、升田副團長は長くOB会の事務局を預かられ、飯村團長、南幹事長も長くOB会の執行部として活躍されておられました。升田、飯村両先輩が早逝された後も南先輩は引き続きOB会を支えてこられました。
非常に活動的で能弁でもあり、感情が豊かな方で應援團全盛の時代を象徴する先輩でありました。
【平成8年 藤尾会長体制での六代目甲雄会総会 左より亀井先輩(14代目)南先輩(12代目)明坂先輩(8代目)上平先輩(8代目)高倉先輩(12代目)】
團活動においても日本国建国の地である橿原神宮での奉納乱舞を実現させたのは南先輩のご尽力の賜物でありました。また團室に設置されていた團四則、親衛隊長の羽織を寄贈して下さったのも南先輩であります。
【團四則】
【親衛隊隊長羽織】
我が一門はまた一名、偉大な先輩を失いました。偉大な先輩の御冥福を衷心より祈念申し上げる次第でございます。
【南信義先輩】
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八代目甲雄会総本部