決断 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

昭和46年に日本テレビ系列で放送されていたテレビアニメ「決断」をご存知でしょうか。毎週土曜の19時半からというゴールデンタイムで放送されておりました。
内容的には大東亜戦争の出来事を、日本側と連合国側、その双方の指揮官や司令官、兵士たちの重要な決断を中心に描き出すノンフィクションドラマでありました。

事実を淡々と描くスタンスでありましたが、当時の時代背景を考えるとよく放送に漕ぎつけたものだと感心致します。当時は戦中の日本軍の全てが悪であるかの様な教育、報道が為されておりましたので、事実に基づいた内容であっても軍国主義者だのファシストだのとバッシングを受け、正しいと思う事を正しいと主張する事が難しい時代であった為であります。
斯様な興味深い「決断」が、今月、CS放送で放送されております。CS放送を契約されご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非、ご視聴頂ければ幸いに存じます。平成17年にDVD化もされておりますので、そちらでもご覧頂けます。現代の視点で見るとまた違ったものが見えてくるかもしれません。
 
あえてこの番組を取り上げたのには他にも理由がございます。この作品の原作者であり監修も務められたのは作家の児島襄先生であります。學習院大學應援團二十六代目團長であり、現在の同團OBOG会組織である櫻援会の児島暁会長はこの児島襄先生の御子息なのであります。児島会長の同期の我が團の当時の團員は児島邸を訪問させて頂いたり交流を深めていた時期でもありますので、尚一層、感慨深い想いで「決断」を視聴させて頂いて居る次第であります。
 
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会