フジテレビ「キビシー!」 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

7月9日にフジテレビ系で放送されました「カスペ!・見ると必ず応援したくなる!「キビシー!」~この時代にこんな世界があったのかSP~ 」 という番組で中央大学應援團が取り上げておられました。

以前、中央大学應援團に関しては本ブログで「女性リーダーの時代 」と題して書かせて頂いた記事で取り上げさせて頂いたので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。


番組の内容としてはこの春、中央大学應援團の門を叩いたある1回生の奮闘記といったものでございます。一口に大学應援團と申しましても、学校や年代によって行事や組織体系も違えば、練習方法、日常の過ごし方等は異なります。違う点を挙げれば枚挙に暇がないのでありますが、それでも尚、この番組を観た應援團OBで、慣れぬ應援團生活に戸惑いながらも奮闘する1回生氏の姿にかつての自分を見つけたり、忘れかけていた何かを思い出した方は少なくないのではないかと思います。


調べてみますとこの番組では今年1月に東京大学応援部を同じ様な趣旨で取り上げたそうですが、その時の反響が凄かった様で、第2弾として放送した様です。TVで取り上げられるのは一長一短がありますが、広く存在を知って頂けるメリットは大きいと思います。

平成になってからの話ですが、テレビで取り上げられた後、1桁代にまで落ち込んでいた團員が数十名規模に回復したという事例がありました。テレビで取り上げられた事だけではなく、それを契機に團員個々の意識が変わったり自主的に改善に努めたり、そういった事が複合的に團勢を押し上げる要因になった様です。


現在は應援團のみならず体育会系は軒並み低迷していると聞いております。メジャースポーツではスポーツ推薦制度が浸透しセミプロ化しており、初心者には敷居が高く、その一方、スポーツ推薦制度がないクラブでは部員獲得に苦戦する、そんな二極化が進んでいる様です。


今回の番組が、現在の大学のクラブの在り方を問う、そんな一石を投じる役割を果たしてくれる事を切に願う次第でございます。


八代目甲南大學應援團OB会広報委員会